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「いまを伝え」「未来を育てる」ビジネス香川VOL294
『ビジネス香川』2020年9月17日(木)の最新号に、高畑精麦社長・高畑光宏さんが表紙を飾っています。高畑さんも、『盛和塾香川』の塾生でした。明治大学の卒業生(商学部)でもあります。高松自動車道を高松から西進していると、左側に現れる『高畑精麦』の巨大ロゴ。倉庫の壁面に、これが描かれています。突然現れると言うより、「もうそろそろかな」と期待をしながらハンドルを握っています。

善通寺市内ある『高畑精麦』の創業は、1888年(明治21)年からというので132前からの老舗。大麦を焼酎やビール味噌などの原料用に、「精麦」する大豆加工メーカーだ。大手ビールメーカーなど、取引先は西日本を中心に全国に広がる。創業のきっかけは先々代が、旧陸軍第11師団(現陸上自衛隊善通寺駐屯地)に、麦や雑穀を納めたことに始まる。県内有数の、老舗企業であります。

水分やデンプン、タンパク質の含量など顧客によって細かく異なる注文に、正確に丁寧に「個別オーダーメイド」で応えるのが高畑精麦のやり方で、これが支持されて順調に業績を伸ばしている。それも従業員30名と言うから、写真のように徹底した機械化が為されているのだと思います。それだけに、品質管理は難しい。失敗すれば、数トンの資材がお釈迦になる。



これに加えて最近の健康志向ブームで、高畑光宏さんがお菓子や総菜の原料として売り込もうと、加工食品メーカーを新たなターゲットとして設定。これまでと違う販路拡大を、狙っている。それがここへ来て新型コロナウィルスの感染拡大で、計画も頓挫しているが、大麦に含まれる植物繊維は、玄米の3倍、白米の20倍あるというのが、そもそも新規事業への出発。

大麦を売り込むのだが、先の醸造メーカー向け商品が売上の8割を占めている。が、「ここ数年は市場が飽和しつつある」として新業態を模索して次の販路を狙っている。稲盛和夫塾長は、『飛び石を打つな』と言うのですが、高畑光宏さんの考え方やり方は、塾長の教えに忠実だと私も思います。

昔は讃岐の田んぼでも、『大麦』『小麦』が盛んにつくられていました。香川は、大麦の一種「はだか麦」の生産全国2位。教科書的には『二毛作』と言われて、麦刈りをしてから田植えをしていました。そのため2週間ぐらいは、地域総出・親戚総出で農作業が行われていました。『麺職人の息子』だった私は、そんな作業現場にうどん玉40とか60玉とか、届けていました。ひとりが5玉ぐらい食べるのは、ごく当たり前でした。

農家の方も、小麦をうどん屋に預けて、『加工賃』という安いお金でうどんを買っていました。うどん屋は、預かった小麦を換金して資金化します。小麦も大麦も、讃岐は西讃が聖地です。小麦は周知のように『うどん』の原料の小麦粉になります、大麦は高畑精麦さんがビールに変えてくれています。豊かな西讃地域の『麦』文化。これも、私の郷土自慢の一つであります。

この『BKビジネス香川』は、日経新聞・朝日新聞・毎日新聞が共同で発刊しているようです。294号を裏返せば、なんとそこには『植田康広(オフィスうえた代表)』の顔写真が、アップで迫ってきます。住友生命を2019年に定年退社されて、保険代理店のかたわら、「陽子線治療を多くの人に知ってほしい」と活動をされているようです。彼とは、所属クラブは違いますが『ライオンズクラブ』でよく存じ上げております。有名人であります。



すでにクラブ会長(高松東LC)も終わっていますが、あの当時は「サラリーマン会長」だったのですね。記事を読んで、二度驚きました。四国地区年次大会で表彰されるほどの、大活躍をされていました。このビジネス香川、朝日オリコミ四国が3社を代表して発行しているようですが、過去の高松信用金庫へ大橋和夫理事長や観音寺信用金庫の須田雅夫理事長など、実にタイムリーな取材がされていると関心します。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5012 |
| 社長日記 | 09:07 AM | comments (0) | trackback (0) |
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