漠然と数字を眺めていて、12ヶ月で割り算すると24年になります。長く続いている幹事会だと思います。初代四国支部長は佐藤忠義四国電力相談役、2代が坂出商工会議所の石井淑雄会頭、そして3代現役が泉雅文氏(JR四国会長)と脈々と名士の支部長が続いています。四国支部の会員は、950の人と企業です。会員増が、のどから手が出るくらい望まれるところであります。
公益財団法人オイスカは本部を日本に置き、現在36の国と地域に組織を持つ国際NGOです。特に人材育成に力を入れ、オイスカの研修を修了した現地の青年は、各地で地域開発に取り組んでいます。国内では、農林業体験やセミナー開催などを通じて、啓発活動を積極的に進めています。
オイスカ創立は、1961(昭和36)年。75歳の中野与之助(1887-1974 大正-昭和時代の宗教家)の手によって、日本で初めて、日本に本部を置く国際協力組織(NGO)として誕生しています。創立者の強烈ともいえる個性、熱意、夢、理念があり、その信念に惹かれて人が集まり、無から活動を立ち上げ、今日の礎を作ってきたことが想像できます。
海外(インド・パキスタン)へ初めて篤農家を派遣、稲作指導を通じ、食糧増産運動を開始したのが1966(昭和41)年。国内初の海外青年の研修所として、中部日本研修センターが開設されたのが1967(昭和42)年。四国研修センターは1968(昭和43)年に、香南町冠纓神社境内に作られ、その後綾川町へ移転しています。そして2021年は、オイスカ創立60年を迎えます。
オイスカもご多分に漏れず、新型コロナウィルスの影響を受けて、右往左往しています。まず研修を終えた研修生が帰国できません。来所を予定していた研修生も、現地に足止めをくらっています。その他各種イベントが中止となり、「予定していた収入」がなくなり、四苦八苦しています。来月12日に予定していた、「第28回オイスカ四国のつどい」の中止も本日正式に決定されました。
11月15日(日)に予定されている第25回「山・林・SUN体験」、まんのう町尾の瀬山下草刈りは規模を縮小して行われます。下草刈りであれば、「密閉・密集・密接」になる心配も少ない。ただ塩入温泉ふるさと研修館が使えないようで、困っています。雨天決行で、私も参加予定であります。
また高松推進協議会では、10月6日(火)から12日(月)まで、高松市主催の環境活動展に参加します。瓦町FLAG8階、市民交流プラザIKODE瓦町でのパネル展示。続いて24日(土)から30日(金)は、「かがわ国際フェスタ2020」に参加します。高松中央公園横の「アイパル香川」で3週にわたって分散開催となっています。