新型コロナウィルス禍で、ライオンズクラブの活動が様変わりしています。退会者も複数者出で、例会に出てこられないメンバーもいます。ドクターや施設役員など、感染者が出たら休業を余儀なくされるヒトは、出てきません。従業員に「密閉・密集・密接」を避けるように語りかけても、「経営者はどうしているの」と言われかねない。
本日も高松から40代の女性が一人、「陽性」と報告されています。少しずつですが、高松でも感染者は増えています。79人の『陽性』が、確認されています。飲食街は、閑口鳥が泣いています。私も会社員の一人で、私から感染が広がると弊社でも休業を余儀なくされます。アパート・マンション契約では、来店なく鍵の受け渡しまでが出来るように工夫が始まっています。
ライオンズクラブ国際協会は、アメリカシカゴで100年余前に設立されました。ロータリークラブに所属していたメンバーが、「汗をかく」アクティビティ(社会奉仕活動)がしたいと、10年後に独立設立したと聞いています。この設立の歴史から、ロータリークラブの地位が上だと言われています。最近の報道でも、ロータリークラブが数十万円を寄付したり、マスクを贈呈したりして活動しています。
これに対してライオンズクラブは「汗をかく」、身体をはった清掃活動や献血活動が報道されますが、こちらは「密閉・密集・密接」のどれかに該当するアクティビティーです。例会も、月に2回開催されるのがこれまでの慣例でしたが、昨年度4月から例会の休会が続いていました。ライオンズクラブは、7月から新年度になります。58周年は、L吉峰公博(吉峰病院院長)会長です。L大桃一浩(ハートリーフ調剤薬局)幹事。
病院の至近で感染者が出て、先生も苦しい立場です。そのため例会は委員会を兼ねておこない、食事は弁当になっています。そしてカレー&焼きそばを別に作るようにお願いしていて、前回例会まで美味しくいただいていました。それが今日から、なくなると聞いて幹事に詰め寄りました。電話ですが話していると、いろいろな意見があるようで、それらを調整して運用がなされています。
私はメンバーに会えて、話をして、楽しく食事がしたいのですが、『中止』より『弁当持ち帰り』が正解かと思うようになりました。一層のこと弁当もいらないかとも考えますが、今日も会場で弁当を開くメンバーもいました。極論を言えば「密閉・密集・密接」になるライオンズクラブの存在意義も、もう無くなったのかと思います。
しかし新型コロナウィルスは、やがて治まります。組織そのものがなくなってしまえば、「汗をかく」場もなくなります。ここは一番、執行部の言うとおりに従い、嵐が過ぎるまでの辛抱です。帰り際に「会長頑張ってるね」と声かけしました。次回は、ドネーションをするぞ。