2020,08,19, Wednesday
令和2年8月17日現在の、標題速報値をいただいた。大手企業には、『交通安全管理者』がいる。その人らに、資料が届いています。まず全国の交通事故死者数ですが、前年同期と今年を比べれば、前年が1,783人に対して今年は1,648人と、何と135人も減っている。それでいて香川県は、36人とダントツワースト1位をキープしている。何でだろう。昭和の時代は『交通戦争』と呼ばれ、年間交通事故死が1万人を超えていた。
クルマの性能向上もあり、前年の死者数は3,215人と最悪の頃から比べれば3分の1か、4分の1にまで減少しているのは喜ばしい。その中にあって香川県は、人口10万人に対しての死者数ですが、全国平均1.31人のところ、3.77人であります。因みにワースト2位は、高知県の3.01人(21人)、3位は佐賀県の2.82人(23人)、4位石川県2.72人(31人)、5位三重県2.70人(48人)とワーストが続く。 36人の死者数は、昨年23人から13人も増えています。月並みですが、県内で年齢別では、65歳以上の高齢者が75%を占めている。やはり高齢者に犠牲者が多い。交通弱者と言われる所以だ。死亡事故は夜間(55.6%)に、県道(44%)で、車両単独(38.9%)の事故死が多かったようです。なお高齢者の死者は、歩行者10人(37%)、四輪8人(30%)、自転車7人(26%)の順になっています。 あまり愉快なネタではないので、今日はこのあたりにして終わりにします。交通事故死が減ったと言っても、まだ3,000人以上が犠牲になっています。全自動運転も言われ出しましたが、まだまだ『人の注意』が求められています。最後に交通三悪の中の『飲酒』が、まだ3件検挙されています。 |