2020,08,01, Saturday
夏の高校野球香川県大会で高松商は、2回戦『飯山』との闘いを「「レグザムボールパーク丸亀」でおこない、14-2の大差で5回コールド勝ちしました。試合会場は前回同様、控え選手や保護者だけを入れて、「無観客試合」で行われた。2回戦から、「CMSケーブルテレビ」で放映されて、本当に久しぶりに『半生』の闘いを見た。
まず打線だが、4回の攻撃でヒット13本、14点をたたき出した。野手組全員安打と、打つ方はまずまずだった。しかしこのレベルの投手が相手では、素直に喜べない。くじ運に恵まれて、試合ごとに成長している。長尾健司監督も言うが、問題はエースがいない投手陣だ。この試合は、背番号16の坂中大貴(右2年)投手が先発し、3回まで投げた。13人で4本の被安打。1失点。 4回からは二番手美濃克尚(右3年)投手が、4人に対戦し被安打なし、奪三振と四球が各1。三番手は大熊悠生(右3年)投手が登板し、右前打で1点をもぎ取られた。1回戦での安西優登(右3年)投手と.松田光稀(左3年)投手に加えて、今日の3人、私の見立てでは確かに絶対エースはいないかも知れないが、どの投手もつなぎでは役割を果たしそうに見えた。 打線は、投手のほかは7番が長尾和真選手から川原響選手に替わっただけ。特に良いのは、1番篠原一球選手だ。初回先頭打者ホームランで、7点のビッグイニングのお膳立てをした。今日3本(本塁打・二塁打)と2盗塁の絶好調だ。替わって先発した川原響選手も、期待に応えて2安打。チームにエラーもあったが、練習時間が少なかっただけに、仕上がりは多少荒い。それでも各所に高松商らしい走塁など、文句のない試合でした。 怖いのは慢心で、最初の試合が10-1の7回コールド勝ち、今日の試合も14-2の5回コールド勝ち。最初に書いたように今大会は、くじ運に恵まれている。ベスト8をかけて、明日13:30から『坂出』と対戦するが、ラッキーはいつまでも続かない。『坂出』に勝ったら『英明』だろうが、早めに汗をかいて夏の暑さに慣れて貰いたい。 余談だが大抵は球場で試合を観ていて、「テレビ中継」は観ることがなかった。今大会だけは、「CMSケーブルテレビ」も有り難い。 |