2020,07,29, Wednesday
29日、新たに1260人の新型コロナウィルス感染者が確認された。1日の感染者が4桁になったのは初めてのことで、愛知や大阪、福岡などで過去最多を記録した。これまで感染者のいなかった岩手でも、2人の感染が確認されて、ついに日本中47都道府県へ感染が広がった。緊急事態宣言解除後に有効な対策が打ち出せない中、感染拡大が止まらない状況だ。
国内の流行は4月11日に最初のピークを迎え、720人の感染を確認。その後は減少に転じ、5~6月は概ね100人未満で推移していたが、6月末から再び拡大傾向になった。政府や東京都は『医療現場が逼迫していないから』と言い続けて、新たな対策を講じていない。われわれ市井の人間は、「重症患者」より「新規感染者数」が気になるところであります。 一方香川県では29日、新型コロナウィルスの感染が28日に判明した観音寺市の20代男性会社員の濃厚接触者18人のうち、家族と友人の計4人についてPCR検査で陰性を確認したと発表した。残り14人に関しては、30日以降順次検査する。陰性を確認した4人は、男性の同居家族2人と、23日の4連休に感染した男性と関西で行動を共にした県内在住の友人2人。 29日はこのほか、感染が疑われる80人にPCR検査を、11人に短時間で判定できる抗原検査をそれぞれ行い、全員が陰性だった。また県は、 感染が16日に判明し入院していた高松市の50代男性会社員と、観音寺市の80代女性がそれぞれ退院したと発表した。県はこの2人にも、4週間の健康観察を求める。 16日に感染が判明した高松市の50代男性会社員は、アクティブに行動しており、市内繁華街の飲食店や接待を伴う店への影響が大きい。「通りから人が消えた」と、近くの人は嘆く。私も7月10日頃に繁華街で会食をしたが、人の動きは「戻ってきた」と感じた。それが16日の感染発表後、元の木阿弥に戻ったようだ。 『接待を伴う店』は市内でも有名な店で、こちらの影響も大きそうだ。 |