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瀬戸内で造形した戦後復興と民主主義・丹下健三の香川県庁舎
何とも長いタイトルになったが、5月24日(日)日経新聞の14面に、香川県庁舎東館の写真が大写しされている。新聞記事から拾ってみると、高松市中心部に立つ香川県庁舎は、コンクリートで日本建築の柱と梁の構造を表現したと評価される丹下健三氏初期の代表作とされる。氏は1913(大正2)年大阪生まれだが、7歳から中学卒業まで愛媛県今治市で育った。

そのためか瀬戸内海を挟んで、香川県・愛媛県・広島県・岡山県内に丹下健三氏の設計作品が16と多い。特に有名なのは、「広島平和記念資料館」「原爆死没者慰霊碑」。県内にも、先の県庁舎をはじめ県立体育館、文化会館がある。そして小欄でも紹介したように、県庁舎は耐震改修を中心に大規模改修工事を終えたばかりで、1958(昭和33)年の輝きを取り戻したところであります。



敗戦後、焼け野原に新たな庁舎の建設を決めたのは知事の金子正則。丸亀市のうちわ職人の息子で、東京帝大(現東京大学)法学部を卒業後、検事や弁護士を経て1950(昭和25)年、民選初の香川県知事となった。仮設の庁舎に代わる新庁舎は、威厳のある建物であるよりも、戦後の民主主義にふさわしいデザインでなければいけないと金子は持論を展開。

金子の旧制中学の先輩である画家、猪熊弦一郎の推薦で設計者に選ばれた丹下も、そんな知事の構想に深く共鳴したようだ。1階ロビーに、猪熊が作成した色鮮やかな陶板壁画を、庭から池越しに見ることも出来る。この陶板壁画は、猪熊が海外在住の頃の作品で、完成し披露されたモノを、猪熊は暫く見ることはなかったという。今見ても、実に斬新だ。

実際に県庁へ来てみれば、そんな歴史的な評価を知らずとも、訪問者を捉えて離さない魅力に気づく。庁舎全体が、開放感にあふれているのだ。庭は、昭和33年当時のモノに復元された。先の改修後見学会へは私も足を運んだが、全くの偶然に松野百笑も何食わぬ顔して庁舎へ入っていった。これには私も気づいて、思わず制止した。県庁舎はわれわれ県民の誇りだ。しかしこのように県庁舎はよみがえったが、県立体育館は手つかずのまま放置されている。明の影には暗があることも事実だ。

見学会の記事

| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=4890 |
| 社長日記 | 10:16 AM | comments (2) | trackback (0) |
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