2020,05,19, Tuesday
19日の四国新聞に、標題のタイトルが踊る。新聞によると、今月1日からオンライン申請の受付を始めた高松市では、受理した7034件(18日午前8時半現在)のうち、6割程度で給付金を受け取れる世帯主以外の申請や振込口座の名義が異なるなどの不備が見つかっており、1人が誤って複数回申請しているケースも少なくないという。市は申請者に連絡して修正するなどしているが、この確認作業が早期給付の妨げになっているという。
このような現況から、「特別定額給付金」申請を高松市が、オンラインでの申請を中止する方針を固めたことが18日分かった。総務省は早期の給付を実現するため、「マイナンバーカード」保有者に利用を促しているところだ。受付中止となれば、恐らく全国初だろう。ここで問題です。15日の小欄で紹介したように、14日に私もスマホから電子申請をしたところです。 今日まで、市役所から連絡はありません。報道では、問題案件については本人と電話でやり取りしながら善処しているという。それでも気になるところで、市役所へ電話してみました。まず市役所の代表電話が話中。暫くしてつながったものの、担当部署へ電話を回すことが出来ません。「マイナンバーカード」担当部署も、パニックになっているようです。ダイレクトナンバーを教えてもらい、掛けてみますがつながりません。 市職員も大変のようです。降って沸いたような過重業務。まだ医療関係部署でないだけましかと思いますが、11階の特別会議室に専用フースを設置しているようです。女子職員は、四国新聞の「オンライン申請中止」を知らない様子。男性職員に替わり、28~29日に振込が出来るかも知れないという。ただし一般論で、私の申請が「OK」かどうかは分からないという。これ以上詰めても、彼らの業務を妨げるだけ。 結論としては、郵便で書面申請書が届くが、入金がなければ紙申請を再度して下さいという。「入金になれば、紙申請書は廃棄して下さい」という回答でした。オイオイと言いたいところだが、市職員を責めても彼らも犠牲者だ。平時に制度自体を、レベルアップすることだ。 常に「有意注意」で備えていなければ、まさかの時には右往左往するだけです。高松は危機管理センターという箱物(建物)を作って備えているはずですが、危機管理対策は「風水雪害」等の災害が少ないだけに弱いと言わざるを得ない。高松市消防局長辻本哲彦さん、ここが腕の見せ所です。頼みますよ。 |