2020,05,03, Sunday
このニュースは、3日夕のTVかラジオで知った。ブライダル企画は、あのフェアリー・テイル(藤田徳子社長)だろうと、なぜか思った。なかなかやるもんだ、彼女はブライダル企画のほかに特別名所栗林公園内のレストランを運営している。ブライダルと言い、レストランも大苦戦だと思う。それでも必死に前へ向かって、賽の河原の石積みのような努力をされている。
新型コロナウィルスの感染拡大で、大勢が参加する結婚式も中止や延期が相次ぐ中、「密閉・密集・密接」を避けるためビデオ会議アプリZoomを使ったオンライン結婚式が、玉藻公園内の披雲閣大書院で執り行われた。会場は高松市が管理する施設で、高松屋島LCの大茶会でも使用されている。通常は抽選会で使用権を勝ちとるのだが、今は空いている。 式に参加するのは、新郎新婦と両家の両親だけとし、フェアリー・テイル(藤田徳子社長)は、会場内で「換気の徹底」「アルコール消毒液の設置」「スタッフは最低限度の人数でマスク着用」を条件に同公園と交渉し、独別に許可を得た。新郎新婦は3月に挙式を予定していたが、新型コロナウィルスの感染拡大で中止を考えていたという。 神前結婚式では、杯を酌み交わす様子や指輪交換のシーンを中継、親族や友人等は静かにパソコンやスマホの画面を通して見守った。もちろん会場には来ず、自宅等で見入っていたと思う。一方、画面を通して式を見守った新婦の祖父は、「孫のきれいな晴れ姿を見ることが出来て本当によかった」と話した。 そうだよな、これはこれからの常識になると思う。参加できないVIP(資金提供者)は、パソコンやタブレット、スマートフォンから参加する。Zoomのセキュリティーに問題があるとも聞くが、これからますます安定化するだろう。私も「百笑ももえ」の結婚式に恐らく参加できないだろう。生きていたら、Zoomでも良いからライブで見たいものだ。 同社の藤田社長は、「初めての試みだったが、2人に満足してもらえて安心した。新型コロナの影響で相当数の中止や延期が出ているが、感染予防対策踏まえた結婚式の選択肢の一つを提案できたと思う」と語った。 県内では4月21日(火)以降の2週間弱、感染患者が28件にとどまっている。13日には市内鬼無保育所の保育士8人の感染が分かり、県内初のクラスター(集団感染)が発生している。4月は、半月足らずで患者が14倍になっている。緊急事態宣言の長期化が予想される中、いろいろな工夫がされている現場は、覗いて見たい。昨日は初めての、テイクアウトに挑戦しました。 |