2020,03,22, Sunday
明大政経クラス会からのラインのグループ登録が、何だか騒がしい。時間は、日曜日(22日)の午前9時過ぎ。Kー1 WORLD GP JAPANが、百田省平さんが住む大宮の「さいたまアリーナ」で、予定通り開催されるというネタで、大変盛り上がりました。70歳前のわれわれにすれば、1万人集まるイベント開催は、自粛すべきという意見ばかり。
大臣の自粛要請も、知事の要請も結果的に無視されたわけだが、感染元にならないことを、祈るばかりです。また大阪でも、地下ライブが開催されたようです。若者ばかりとは言いませんが、若者中心の参加者は、「自分だけは感染しない」「感染しても重症化しない」と考えているのか。若者を介して、高齢者に移らないとも言い切れまい。 「さいたまアリーナ」の格闘技イベントは、初めてのことで感染があるかどうか定かではないのですが、大阪の「地下ライブ」は、感染の前歴があるではないか。会場は違っているようだが、換気の出来にくい閉鎖空間に、沢山の人が重なり合うように密集する光景は、「感染希望者」としか思えない。 また首都圏を中心とした桜の開花がこの日曜日と重なり、こちらの人出も予想に反して多かった。これらの情報は主にテレビを通しての映像だが、その映像は「極端な一コマの切り取り」になっているとは思います。花見客にしても、人出が多いところを敢えて撮影していて、人通りが少ないところもあるとは思いますが、そこは映さない。しかし、嘘は伝えてないでしょう。 そして宴会は禁止ですと言われていて、それを認識しながら、「この程度は許される」と自分たちで勝手に判断して、「小宴会」を至るところでやっている。私はこのたびの新型コロナウィルス感染症は、空気感染だと考えています。接触がなくても、ウィルスのいる空間へ遭遇するだけで感染すると考えています。非常に危険だと恐れています。 確かに「自粛疲れ」もあろうかと思いますが、内閣総理大臣や担当大臣の自粛要請も、今の日本人の大方の常識では、「もう少し我慢しようか」とはならないようです。よく言われるのですが、遭難しそうになった時「イギリス人は、女王陛下のお言葉です。フランス人は、女性がもう避難しました。アメリカ人は、保険に入っているから大丈夫。日本人は、全員が待避しました」と言うとつられて避難する。 ここへ来て日本国内の感染者数は、一応の落ち着きを保っているように思います。しかし死亡者は高齢者を筆頭に、まだまだ出そうな雰囲気で怖いです。肺疾患ですから、喫煙者は重症化する恐れがあるようです。また、糖尿病以上にリクスがあるのは「高血圧患者」とも、言われ始めました。降圧剤で下げている人も、リスクがあるというのです。 私も高齢者の部類に入り、高血圧気味であります。たばこは禁煙して30年ほどになります。日本人の一般常識がどのように変われども、私は少なくても月末まで、人混みのところへは出来るだけ行かないように、「もう少し我慢しようか」と考えています。 |