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台風19号と地球温暖化
大型で強い台風19号は、12日(土)午後7時前、伊豆半島に上陸した。台風は関東を縦断して13日には、東北沖に抜けたが、竜巻とみられる突風や土砂崩れで2人が死亡し、9人が行方不明になっている。気象庁は13都県に、大雨特別警報を発令し過去に例のない厳戒態勢で台風禍が収まるのを待つしかなかった。

負傷者は27都府県の87人、容体が分からない人も3人に上った。大雨・洪水警戒レベルは最高の5に相当し、最大級の警戒や命を守る避難まで求めた。気象庁も台風発生後ただちに、今回の警報を出し、広く国民に注意を喚起した。しかし国民は、これほどまでに広範囲に、甚大な被害が及ぶとは考えていなかったと思われる。

多摩川や千曲川など一級河川などで氾濫・増水が相次ぎ、東京都や長野、宮城県は自衛隊に災害派遣を要請した。大雨特別警報は、警報の発表基準をはるかに超える数十年に一度の雨量が想定され、さらに雨が続き、重大な災害が発生する恐れが著しく高まっている場合に発表するとされているが、台風19号はこの予想通りの動きをしたことになる。

そういう意味では、優れた予想システムではあるが、かと言って台風禍を防げた訳ではない。当然といえばそれまでだが、台風の発生を押さえ込むことなど出来る訳がない。これからも大型台風が、日本を襲うことは容易に想像できる。海水温27度以上が台風の好む水温といわれているが、地球温暖化対策に真摯に取り組まなければ、これから先、毎年これ以上の被害が予想される。

オイスカがやっているような「植林」はもとより、再生可能エネルギへの移行が求められる。思えば、18世紀後半にイギリスから始まった技術革新による産業構造の変化、および経済発展である産業革命に端を発する近代物質文明は、欲望の追求をエンジンとして発展してきた。それは自然を征服し、「大量生産」「大量消費」「大量破棄」の経済システムを前提として、絶え間のない経済成長を目指そうとするものであった。

それが、ひいては社会全体の発展と、個人の幸福をもたらすモノと考えられてきた。しかし、人間の欲望には際限がありません。どんなに物質的に豊になったとしても、「まだ足りない」という心がある限り、永遠に充実感は得られず、生涯を不平と不満の中で過ごすことになってしまう。

日本は、台風の被害を一手に受ける国。自ら京都議定書を提唱したように、今まさに世界の先頭を切って、地球温暖化防止に重い腰を上げなければ、日本の国は崩壊する。勿論地球温暖化対策は、台風対策だけではない。化石燃料の使用を削減し、再生可能エネルギーに一刻も早く移行すべきだろう。

損得勘定だけに欲望を燃やさず、利他の精神も少しは心のなかに留め、日々の行動にしたい。では自分には何が出来るのか。マイカーもエコカーではあるが、乗るのを減らして歩く。今でも8,500歩を万歩計で測定しながら(スマートフォンアプリも知ってはいますが)歩いていますが、ガソリンの使用量削減は、直ちに取り組めるエコ対策です。

そして電車に乗る。私は日本最古の車両を持つコトデンの大フアンで、先の「会長日記」にもコトデン関連のブログ記事を書いていたこともあり、コトデン真鍋康彦会長らファミリーにお褒めの言葉を頂いたのですが、香川県・高松市とコトデンは、琴平線に新駅を二つ増設中であります。マザーテレサが愛した言葉、「暗いと不平を言うよりも自ら進んで明かりを灯しなさい」。


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| 社長日記 | 11:37 AM | comments (0) | trackback (0) |
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