10月4日(金)午後3時から、ホテル金沢で、金沢兼六ライオンズクラブの結成55周年記念式典・講演・祝宴がありました。高松栗林ライオンズクラブから、小竹彰会長、若松茂行幹事、橫井靖司会計の3役のほか、13名の都合16名で駆けつけました。金沢兼六ライオンズクラブは、高松栗林ライオンズクラブの友好クラブの一つであります。
金沢兼六ライオンズクラブは、前回の東京五輪の年、つまり1964年10月4日、金沢市内13クラブの中で3番目に誕生したクラブです。高松栗林ライオンズクラブも、高松市内で3番目に誕生したクラブであります。わがクラブ50周年の記念事業として、7年前に友好クラブの契りを交わしました。L矢野恵美子が、会長の時であります。
金沢兼六ライオンズクラブは、仙台広瀬ライオンズクラブ・名古屋太閤ライオンズクラブと姉妹提携を結んでいます。それと、高岡古城ライオンズクラブと友好クラブ提携をしています。会員表彰では、在籍52年の古参メンバーが、代表して登壇されて、三井敏彦会長から表彰されていました。
記念アクティビティは、一、金沢市中学生退官剣道錬成大会へ金一封を二、北陸小児糖尿病サマーキャンプ運営委員会へ金一封を、三、映画鑑賞会(石川県肢体不自由児協会金沢支部)へ金一封を、四、一般財団法人石川ライオンズクラブ奉仕財団へ金一封を贈るというモノでした。36名のメンバーですが、アクティビティは一が50回、二が45回、15回と長く続くモノでした。
記念講演は、二の小児糖尿病サマーキャンプ45年の歩み、サマーキャンプ運営委員会代表・稲垣美智子さんでした。はじめの頃から携わり、来年定年だというと、本当にサマーキャブの妖精です。こんな人の支えで、Ⅰ型糖尿病(小児糖尿病患者)を患った子どもらが逞しく生きていけるのだと思いました。
偶然ですが高松栗林ライオンズクラブも、40年近く香川県小児糖尿病患者団体・「せとっ子の会」の支援をしています。子どもらが、インシュリン注射の訓練をするのがキャンプです。10万人に一人という患者数では、周りに仲間はいません。それでキャンプで一堂に会して、先輩から「習慣」の指導を受けます。その三拍程度のキャンプの資金が、ライオンズクラブから提供されているわけです。
稲垣美智子さんの話しに、思わず涙を誘われました。続いて祝宴ですが、金沢兼六小学校六年生の謡「鶴亀」には、金沢の歴史を感じ入りました。加賀藩あげて、「謡」を奨励したようです。ジャズバンドも良かったです。民謡歌謡ショーでは、「おわら風の盆」もやってくれていました。八尾(やちお)は、ここからほど近いところにあります。
さて極めつけ、「ひがし茶屋街」での二次会です。これを楽しみにしてきた、高松栗林ライオンズクラブのメンバーです。私も何度か金沢へ来ていますが、茶屋街は初めての経験です。「芸子」さんや「芸者」さんがいます。神秘な世界に来たように思いますが、20人ぐらいが一緒では、やはり風情を感じるまでにはなりませんでした。
金沢兼六ライオンズクラブは、迷わない奉仕精神により「尽くして求めず」をモットーに、ウィサーブの心でひたすら本筋のライオンズ道を邁進して行くことでしょう。52代武部守男会長の幹事をされた田上育美ライオンが次期会長をされるとのことでした。盛会を祈念しております。本日はおめでとうございます。