私は定休日の2日から、5連休でした。3日と4日は、愛媛県松山市坊ちゃん球場へ共に日帰りしました。4日は勝ったら宿泊する予定でしたが、わが高松商は、富岡西(徳島)に逆転サヨナラ負けをきして、帰って来ました。片道2時間ですが、やはり疲れました。高松道ですが、連休中はやはり混んでいます。
5日は、早くから言われていたベランダの掃除をしました。かみさんに言われて、実に「うっとうしい」。共同生活だから、自分に出来ることはやらないと仕方がないと思い直し、進んでやりました。そのご褒美に、外遊から帰った「百笑ももえ」がやって来ました。彼女は総勢9名で、アメリカ領のグァム島へ行ってきました。
まだ0歳ですから、三半規管が未発達で、機内の気圧の急激な変化を感じることがなかったのか、泣かずに寝ていたそうです。従兄弟も一緒で、「百笑ももえ」の取り合いで喧嘩になることもあったようです。大勢のアイドルは、じぃーじぃーにとっても、可愛い孫です。久しぶりで泣かれましたが、そんなことにはめげません。
そして6日は、4時起床で三豊市詫間町の須田漁港へ。オイスカ四国研修センター長・小野隆氏と、弟さんの操船するレジャーボートで、7時頃から沖へ出ました。ほんの少し出たところで釣りを始めようとしたところ、海上保安庁の船が近づいてきました。こんな経験は初めてです。スピーカーから「保安庁の船に近づけ」というのです。5名は、しっかりと救命胴衣を身につけています。
何を言うかと楽しみにしていたところ、「今年船検ですね。何月ですか」、たったこれだけの質問です。わざわざ呼びつけるなと言いたい。船の横には、船検のステッカーを貼ってあるのに。坂出港に常駐している保安庁船らしいのですが、今日の遊漁船があまりにも少なかったことで、仕事の証拠を残したかったのか。船には番号があるので、船のデーターベースを見ればすぐに分かることではないか。
話しを釣果に移しますが、写真のように数匹釣れました。キスですが、ベロコもいます。これは頂いたモノですが、ベロコは、標準和名では、キュウセンといいますが、香川県ではベロコと呼びます。この魚は面白い習性があり、夜間や冬場は砂に潜り眠ります。従って釣れるところも砂底の、比較的浅いところのようです。
また、性転換をする魚としても知られています。青ベロコは雄で、赤ベロコが雌です。小さいときはメスで、群れの中で大きいものが雄になり青ベロコと変身します。ベロコは、外海に面したところでは、食べませんが瀬戸内海では高級魚です。特に、香川、岡山、広島の三県では、珍重します。これから、どんどん釣れる魚のようです。
瀬戸内海の島々では、瀬戸内国際芸術祭2019春会期が始まっています。すぐ前に見えている伊吹島は、秋会期だけの会場です。「ひねもすのたりのたりかな」、春の瀬戸内海は実に穏やかです。暑くもなく寒くもなく、ゆったりとした時間を満喫できました。明日から、また仕事が始まります。株価が下がりそうです。