2019,05,05, Sunday
新天皇陛下の即位を祝う令和最初の一般参賀が4日、皇居・宮殿であり、平成の代替わりの参賀者を約3万人超える14万1,130人が訪れた。陛下は「わが国が諸外国と手を携えて世界の平和を求めつつ、一層の発展を遂げることを心から願っています」と話された。10連休中という好都合もあったことだろうが、令和の国民がこれほどまで新天皇皇后両殿下の即位を祝うとは、少し意外だ。
とは言いながら、私も両陛下には大きな期待を寄せている。特に雅子皇后さんには、美智子上皇妃とは違う「強い日本女性」の姿も見せて貰いたい。優しさとかおもてなしの心とか、それらは雅子妃も美智子上皇妃と同じようにお持ちのように感じます。それでいながら、雅子皇后には「強い日本女性」像を期待します。 雅子皇后は病弱だという一面もあるようですが、それは皇室という特殊な世界での悪慣習が大きな原因のように私は思います。勿論皇室のことを良く知る身ではありませんが、雅子皇后は男子誕生を言われ続けて茨の道だったと思います。でももう今では、言われてもどうしょうもない年齢で、言ってもせんないことだと誰もが思うでしょう。私は皇室典範を変えて、「象徴」なら女性天皇でも良いのではないかと思います。 これから先の皇室を考えると、今の時代に改革するべきことが多いと思います。新天皇陛下が上皇と同じくらい、つまり30年間在位すると、秋篠宮皇嗣殿下も70歳くらいになります。ここから即位するというのは、現実として難しいのではないでしょうか。すると次は、秋篠宮悠仁様に皇位継承がなされるのか。 皇室関係の話は、何かとタブー視されていて、なかなか本当のことが言えないという忖度を感じます。江戸最後の孝明天皇は暗殺されて、明治維新が始まったという説も、最近は多くの本に書かれています。しかし終わったことの詮索より、この先を考えませんか。女性宮家創設も、必要でしょう。京都賞も高円宮妃久子殿下の臨席で、会場の空気が一変します。お言葉がなくても、存在だけで、尊いモノを感じます。 国民の期待は、皇室のあり方ですが、「象徴」である天皇皇后両陛下は何の決定も出来ません。政治が決めることです。国民の総意を、政治がどのように具体化させるか。ボールは、国民から政治家に投げられました。エラーなく、キャッチできますかね。 |