2018,12,05, Wednesday
もう19回を迎えた全国大会、今年は世に言われる「第四次産業革命」が、不動産業界へ及ぼす影響について、大村浩次APAMAN株式会社社長が90分の基調講演でその一端を述べている。まず加盟店の業績分析から、加盟企業の決算で96.5%は黒字3.5%が赤字、そして営業利益は1社5,549万円平均としている。そして営業利益のほとんどが、これからの繁忙期に集中している。
私もこれまでの数年、他団体への配慮もあって、全国大会への参加は消極的でした。この春からそのたがも外れて、今年の全国大会は、最初から最後まで経験しました。長い1日でしたが私にとっての関心事は、大村浩次社長の基調講演だけです。これまでの彼の思いが、これからの5年間で実を結ぶように感じました。全国津々浦々の加盟店組織が、「デジタル革命で未来が変わる」組織になる? 政府は、「Society5.0」で情報社会から超スマート社会へ移行することを宣言している。まずここからつまずく。Society5.0とは、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、以下のような新しい経済社会をいうのだそうだ。①サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させることにより②地域、年齢、性別、言語等による格差なく多様なニーズ、潜在的なニーズにきめ細かに対応したモノやサービスを提供することで、経済的発展と社会的課題の解決を両立し、③人々が快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることのできる、人間中心の社会と定義されている。 そして賃貸業界の未来は、AI・RPA→膨大なデータから人工知能が判断・ロボットフル稼働、そしてこれまで言われていたFlowからStockへ→そしてこれからはSpread(たたんだものなどを〉開く,広げる.用例spread (out) a map 地図を広げる.)。その結果安定収入が拡大、多様な関連事業→金融サービス、エネルギー、シェアビジネスへ進捗する。結果アパマンショップは、Towards AIへと言うことになるが、具体的に? また私は関心が薄いのだが、ベンチャービジネスから大企業へと変身したYouTube社共同創業者チャド・ハーリー氏、Apple社共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏の対談等があり、大宴会で幕を閉じた。会場は、浜松町駅近くの、ザ・プリンスパークタワー東京でした。 |