高松自動車道の4車線化が、突然の民主党政権下で延期され、ここへ来てやっと工事が終わり、12月8日午前6時から、これまでの対面通行が解消される。もっとも中央分離帯などの工事が残って、4車線化の完了は来年3月の年度末までかかるようだ。最近高松から東へ行く機会が多く、工事が進んでいたのは承知していた。
年末年始の高速道混雑を考えると、12月の10日までに4車線化は終わると予想していた。対面交通は、要するに片側1車線通行で、速度の遅い車両が前を遮ったら、大名行列が長く続く。少なくても、2車線はほしいところだ。それがやっと実現する。四国のような狭いところで、高速道路なんかいるのかと懐疑的だった私も、出来た高速道路は頻繁に使う。
過日の10日マイカーで京都まで行って、通常なら高速バスか新幹線利用ですが、かみさんの着物を持っての移動は大変だとマイカーにしました。ナビとETCがついていたら、3時間で目的地まで一直線で到着。これも、高速道路のお陰であります。淡路島から兵庫県垂水JCTへ渡り、大阪湾岸の道路を避けて、そのまま垂水から北上し山陽自動車道へ入り、中国自動車道へ進んで「新名神高速道路」を経由して、京都南ICへ。
京阪神は車両通行量も四国と違い、新しい車線が出来ています。このルートは京都へ行くのにも使い、10月25日(木)の一般社団法人香川宅建女性クラブで吹田の万博公園へ、また同30日の高松南支部の宝塚劇場行きでも使いました。このあたりは、比較的頻繁に使っています。ルートを覚えるまでは成熟しませんが、ナビとETCがあれば、比較的楽に行き来できます。
これで四国内、徳島と高知の遠隔地を除いて、身勝手な言い方ですが、私の使うルートの4車線化は終わりました。やはり高速交通網は、日常生活に必要です。次はいよいよ四国新幹線です。四国4県の県都を結ぶルートがコストパフォーマンス最適と調査結果が出て、4県の首長、国会議員を中心とした議連や経済界は盛り上がっています。
四国に巨橋が架かって30年。3本の橋で四国の公共高速網はおしまいという雰囲気がありました。新幹線がないのは、もはや四国だけです。そのため飛行機運賃も高いと聞いて、海の汚染問題は山が深く関係していることと同じように、高速道路網が完成したら、新幹線構想が急浮上しています。