高知は暖かい、このところ全国的に暖かい日が続いているようだが、今日の高知は、実に過ごしやすい。L馬場基尚と二人して、高知黒潮ライオンズクラブのCN記念例会に今年も参加した。確か昨年も、この例会に来たように思う。つまり、高知へはどこかできているようだ。よさこい祭りも、「おわら風の盆」に負けないパワーを持っている。
さて例会では、ビジター挨拶で「みなさまにご心配と迷惑をおかけしました」と私が詫びて、L馬場基尚は乾杯の発声で頭を下げていました。高知黒潮ライオンズクラブのメンバーは、暖かい。われわれは彼らに無理ばかりお願いしている。少し前もう2年になりますが、平成乙女の像の募金も、数名が「よし」としてくれました。ライオンズクラブにあって、ライオンズクラブに関係ないことにも彼らは寛大です。
5年前、当時の清水源太郎会長が突然高松の弊社三条店に来られたのがきっかけで、高松栗林ライオンズクラブL佐久間勝会長が、友好クラブの提携をしたのです。その清水源太郎会長はすでに退会されたのですが、ご縁は続いています。普通組織では派閥があって、中心人物の退会でその縁は終わるものです。
高知人の懐の深さ、寛大な太っ腹、どれ一つ採っても讃岐人のそれは負けています。150年前の明治維新の立て役者を、「薩長土肥」と言いますが、また必ずしも諸手を挙げて喜べる所作ではなかったかも知れませんが、土佐の坂本龍馬をはじめ、数々の偉人を輩出した高知、ここにはやはり何か受け継がれているDNAがあるのでしょう。
そして高知は酒飲みが多いと聞きますが、高知黒潮ライオンズクラブの山本哲美さんは、今日も例会前に8合呑んできたと言います。明日は7:10分始発の東京フライトとか。用件を聞くと、「スーツ」を作るためだけ。世界のブランド品が、例えば25万円が8万円だという。彼らはスーツにかこつけて、楽しい一日を作り出す名人かも知れない。