今年30周年を記念して7月、大西秀人高松市長や二川浩三議長ら40名余がフランス・トゥール市を訪問し、向こうで30周年式典をしてきました。そのお返しが、マリオン・ニコレイ・カバンストゥール市第一副市長(女性)らをお迎えし、高松市玉藻公園披雲閣で行われました。本来なら市長が来る予定であったと、副市長は詫びながら、急遽自分が来ることになって超ラッキーと正直な心情を吐露されていました。
式典は、披雲閣と言うこともあってか、尺八・箏の演奏から始まりました。尺八は副市長の松下雄介さん、箏は令夫人の松下暢子さん。副市長も和服で、大学入学から尺八を練習して、世界各地で演奏しているとか。副市長の松下雄介さんは、国土交通省からの出向です。これまで海外勤務も経験されています。
姉妹提携は1988年、当時の脇市長の時に提携調印をしています。ハイカラの、脇信男元市長らしい政策です。1988年は瀬戸大橋が開通した年、その前年には、脇信男元市長の英断で高松冬のまつりも始まっています。高松冬のまつりは終わりましたが、ハイカラ市長の置き土産でもありました。
記念品の交換等で記念式典は終わり、記念演奏がバイオリニスト青柳妃姫さんによって繰り広げられました。途中に、平成30年度トゥール市派遣親善研修生の多田羅愛さんと林美玖さんが加わりました。大勢の市民が加わり、会場は大変盛り上がりました。
また18時から会場をクレメントホテル高松に移し、歓迎夕食会が行われました。こちらの能公演、伶以野暢子さんのシテ方観世流能が奉納されました。アトラクションは、子どもらの書道パフォーマンス「スマイルリンク」、こちらも大好評でした。