平成25年1月3日、萬木淳一先生香川県文化功労者表彰祝賀会&龍雲中同窓会に始まった、平成乙女の像建立計画。時系列で見ると、もう5年も時間が経過しているのですが、大勢の皆様の協力を得て、最後の完成までの青写真が出来てきました。
薄氷を踏む思いでやって来ました資金調達が、ここへ来て大きく頓挫するに及び、昭和乙女の像(現在平池堤に立っているセメント像)の建立に尽力された皆様の後継者に、報告と解体のお詫び、新たな寄付をお願いして本日より行脚を始めました。およそ50年前、昭和乙女の像の建立を思い立った「久保愛子」さんは、資金集めを「宗教上の修行」と位置づけていましたが、私は「人間の修行」と考えています。
以下は、「修行」の際にお持ちする書面であります。ここに紹介します。
平成30年10月7日(日)
関係各位
NPO法人仏生山魂再開発フォーラム
理事長 松野誠寛
平成乙女の像この後の予定が決定しました
謹啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。紅葉が近づく、今日この頃です。台風禍も心配しながら、新旧乙女の像の入替の予定が、各方面からの協力で決まりましたので報告させて頂きます。
今日現在ですが、昭和乙女の像の撤去を10月22日(月)午前9時くらいから、平成乙女の像の設置を翌23日(火)に、平池堤の現地で行うことで調整が進んでおります。少人数の実行部隊で、各方面へ十分な報告も出来ず、申し訳なく思っているところであります。
本日より、今から46年前の昭和乙女の像建立時の協力者芳名録を辿りながら、像の入替の許しと、いくらかの協力のお願いに回り始めました。順不同、また仕事の合間を眺めながらの動きで、思うように動けませんが、お許し下さいませ。
同時に現地に説明板を金属加工して今後100年、残したいと考えています。併せて今回判明しました、約50年前の昭和乙女の像建立の経緯も、併記したいと考えているところであります。先人の苦労談は、折れそうになる私の心を強くして下さいました。
その反面まだ資金が不足しています。予定を延長して、こちらの御芳名はいくらか遅れて現地に掲載するように考えています。まだまだ募集中であります。
そして入魂と除幕式を、11月18日(日)10時から現地で行う予定であります。これまでご寄付いただいた方皆様を「平成乙女の像顕彰会」の会員として、ご案内申しあげます。どうぞご予定に組み込んで、ご臨席賜りますよう伏してご案内させていただきます。 謹白