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日産が高級EV車栃木工場で量産
昨日ある人と話をしていて、私が「このクルマ10年使ったら次はないな」と言うと、多分にお世辞も入って、「そんなことありませんよ、85歳位まで乗れますよ」と言われた。その際にも、次はEV(電気自動車)になるだろうと、一丁前に持論を展開した。偉そうに良いながら、9月11日(火)の小欄に書いた失敗談は、賛否両論物議を醸し出した。

日産自動車は2020年を目処に、栃木工場(栃木県上三川町)で、高級タイプの電気自動車を量産する体制を整備する。これまでも小型車ではあったが「リーフ」を10年12月に世に出し、累計35万台を販売しEV車に強い日産の印象は堅固。私も諸般の事情から「日産車派」であるが、ここ2台に渡って「ティアナ」を使っている。具合の良いクルマであり、不満はない。

また㈱石井自動車の石井一理社長など専門家は、「リーフ」を絶賛する。現在も日産は、中国の合弁会社で中型セダンをベースにしたEVの生産を8月からはじめ、今年度後半には現地で発売する。そして23年3月期までに、年100万台のEVとハイブリット車(HV)を販売する。その頃までには、計7車種になるという。こうなるとティアナも、EV車になっているだろう。

私のような素人にはよく分からないが、将来を見通せば、EV車しか残れないと思う。まずガソリンスタンドが、存続しがたい状況が来ると思う。トヨタ自動車は水素車と言うが、水素スタンドは危険が高いので設置等が高く付く。今の電気スタンドのような、簡単に設置はできない。ガソリンスタンドがなくなれば、ハイブリット車も生き残れない。消去法であれば、EV車しかのこれないのだ。

高級車のEV化は、欧米の自動車メーカーが先行していて、世界市場での競争に備える。特に欧州は、これから先はEV車だけと決めていて、独ダイムラー社も「メルセベス・ベンツ」のEV専用ブランドを立ち上げ、19年に欧米などで発売する。またアウディやBMWなども19年にかけEVを一斉投入する。

搭載する電池の選定や航続距離の設定など、課題は多いが、私は過去にも小欄で披露したように、カセットコンロ仕様の交換カートリッジ式にして、その本数を例えば10本で満タンとすれば、その後の走行距離に合わせてコンビニでカートリッジの中身を走行距離分買いもとめ、目的地へ着いて満充電すれば、翌日はまた同じように走れる。カートリッジが劣化すれば、1万円もするだろうが、中身の電気代だけとなると数百円で済む。

これだと、EVの走行距離の心配は払拭される。正直な話し、自動運転はまだまだ時間がかかると思うが、EVの大型化は比較的早く進むと思う。衝突安全装置や、SUBARUのLEVORG「レヴォーグ」等の安全運転システムは継承されて、電気になればエンジンブレーキも今よりもっと効果的だ。ペダルを離せば、クルマは止まる。

今年5月2.5兆円の最高益を出したトヨタ自動車社長の決算発表で、「われわれにできることは原価を下げることだ。自分たちの行動の何が無駄かを考え、地道な原価低減に取り組んだ」と語った。トヨタのハイブリッド車も技術的にはハイグレードだが、いつまでも国から補助金を貰っているようでは、国際競争には勝てない。働く人の賃金を上げないと、優秀な技術者やワーカーは、日本に来ないし残らない。

高収益企業のトップは、今だからなお、人を大事にする経営を目指してほしい。賃金だけが働くモチベーションではないと思うが、「一括採用」「年功序列」「終身雇用」の日本式が崩れるなか、将来の人生設計がその企業で出来ないのは、大問題だ。海外からも有能な人材が来るようでなければ、日本は勝てない。

失礼な言い方だが、大坂なおみさんにしても、バスケットの男子にも、野球でも日本人ハーフやクォーターが大活躍している。こういう時代なんですよ。金がすべてではありませんが、評価される一つであることは、間違いありません。


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| 社長日記 | 09:04 AM | comments (0) | trackback (0) |
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