2018,08,20, Monday
帝国データーバンクが20日発表した、四国内と香川県下の企業社長の出身大学分析によると、四国内では482人、香川県下では182人で共に日本大学卒業がダントツで多かった。普通というのもおかしいが、地元の大学がトップになる傾向が強いという。それは、このデーターでもはっきりしている。
四国内の2位は松山大学、香川県下は香川大学だ。これ以外の傾向として、頑張っていると思われるのが「慶応大」。四国では4位の281人、香川県下では3位の93人となっている。私の知るところでも、数人の顔がすぐ浮かぶ。慶応大のOB会は「三田会」というのですが、県下においてもよく飲み会をしている。 社長が多いと言うことは、それに次ぐ幹部にも卒業生が多いのだろう。発表された統計にはそれはないが、想像に難くない。四国の3位以下は、近畿大(284人)、慶応大(281人)、早稲田大(274人)、明治大(194人)、7位の中央大(178人)まで、東京の大学出身者が占めている。なんとなく中央に目が向いているのは、田舎だと言うことか。要するに田舎っぺのお上りさん。自戒も込めて。 4県別では、香川と高知が日本大1位だったのに対して、徳島は徳島大、愛媛は松山大と地元大学がトップになっている。男女別では、男性が日本大、松山大、近畿大と合計ランキングと同様になったのに対して、女性は松山東雲(しののめ)短大、徳島大、徳島文理大と地元勢が多くなっている。 帝国データーバンクは、今年6月時点で登録された四国に本社がある企業の社長8779人分を分析して、ランキング形式で集計しているという。 |