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あとを絶たないスポーツ界の不祥事と78歳スーパーボランティア
古くは柔道や相撲、またここへ来てレスリング界のパワハラやアメリカンフットボールでの悪質な反則、ボクシング界の訳の分からない不正疑惑、女子体操そして今度は合気道の世界での昇段試験での金銭授受。2020年の東京五輪・パラリンピックまでに、今ならまだ改革の時間があるとばかりに、問題が噴出している。

今起きたと言うより、前々からあったことが、ここへ来て内部告発されているという。残念ながら、まだまだ出てくるように思うのですが、この際、多くの問題が表出すれば、解決の道が見えてくると思う。今の時代、問題の発覚も対処の仕方も、そして対策まで一気に進む。SNSだけでは無い、人の心がそれを求めている。

問題が表出すると、ワイド番組が朝昼夜とその問題者を追う。多くはその人らに問題があるのだが、その人らには自分自身が驕り高ぶっているかどうかということが分かっていない。分かるようであれば、誰も驕り高ぶることはしない。成功体験が、知らず知らずのうちに、自分を驕り高ぶらせていくもの。

これは稲盛和夫塾長の言葉ですが、「謙虚にして驕らずさらに努力を、現在は過去の結果、将来は今後の努力で」を心に刻んで、自分自身にも猛省を求めます。いろいろ問題はあるのでしようが、反社会的勢力との付き合いも根深いですね。岸田文雄元外相や野田聖子議員も、反社会的勢力との付き合いが写真週刊誌等で取り上げられていて、首相選挙から降りたとも言われています。

それに引き替え、山口県周防大島町で行方不明になっていた2歳の藤本理稀ちゃんを発見したスーパーボランティアの尾鼻春夫さん(78)、65歳の誕生日まで魚屋さんをやっていて、その後全国で発生する災害にボランティアとして参加。自衛隊と同じ「自己完結型」のスタイルで、箱バンに必要な装備を備え、自らの身体も鍛えているという。

尾鼻春夫さんの活躍は、報道番組や新聞でご覧になって頂くとして、退役してから第二の人生を歩むというスタイルで、私が一番に思い起こすのは、伊能忠敬(いのうただたか)。日本地図を作った人だが、下総国香取郡佐原村(現在の千葉県香取市佐原)にある酒造家の伊能家へ婿入りして、隠居するまで商人として励む。伊能家は酒、醤油の醸造、貸金業を営んでいた他、利根水運などにも関わっていたが、忠敬が婿入りした頃は、先人の死亡が続き、落ち目だったとも言われている。

伊能忠敬(いのうただたか)は1745年に生まれて、1791年(46歳)の隠居まで働き、死んだのが1818年だからその後27年間、暦や測量の勉強をして、日本地図を作ったことになる。途中から幕府の出資もあったようだが、大半は伊能家からの援助だったと言われている。香取市に銅像があるが、もう一つあの惨事があった富岡八幡宮にもあります。富岡八幡宮は、東京都江東区富岡にある八幡神社。通称を「深川八幡宮」ともいう。ここから伊能忠敬は、測量の旅に向った。その姿が、銅像として残っている。

このように人生はいろいろ。スーパーボランティアの尾鼻春夫さんは、自ら学問も無く、さかな屋だと言うが、この人の人生は利他の精神で出来上がっているのだろう。人間の行動の原点は、「考え方」だと言われている。善きことを思い善きことをする。すると善い結果が出てくる。真に見習いたいものだ。

伊能忠敬(いのうただたか)

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| 社長日記 | 10:01 AM | comments (0) | trackback (0) |
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