いよいよ戦いの幕が落とされました。公益財団法人日本少年野球連盟に所属するチームで、高松周辺の16チームが、高松ボーイズ主催の大会に来てくれています。兵庫県・岡山県・愛媛県・鳥取県・福井県までも来ています。中学1~3年生が対象で、硬式球を使っての試合です。勿論私も初めての観戦で、面白い試合でした。
第16回の今大会は、8時からレグザムスタジアムで開会式を行い、同スタジアムと隣接の香川県営第二球場、坂出番の州球場、志度球場でそれぞれ3試合を行いました。香川県内チームは「高松ボーイズ」だけですが、隣県の愛媛県からは、5チームが来ています。岡山県は4チームです。裾野の広さが、強豪高校野球チームに繋がります。
所属する高松栗林ライオンズクラブで、12歳までの少年野球児を大リーグチームへ派遣するアクティビティーを計画して、中山秀師監督(3年前はコーチ)といろいろはかりごとをした付き合いで、この大会のパンフレットに広告を提供しています。今年はフランス・トゥール訪問中に高松商業が2回戦敗戦し、結局今年の夏の野球観戦はありませんでした。
そこで本日9時半からの、高松ボーイズ対神戸北神ボーイズ(兵庫)の試合を見に行きました。やはり体格の差は歴然としていて、高校生かと思うような中学生もいましたが、小学生かと見間違う中学生もいました。試合前に、一人一人に生年月日の確認をします。その替わり、シートノックはありません。
正直なところ、よく鍛えられていて、高校野球との違いは、パワーの違いだけです。外野手の頭超え2塁打も飛び出しますが、高校生と比べるとやはり「非力」であることは否定出来ない。それでも投手は120㎞も投げるし、変化球も交えて投球しています。思った以上に球威と制球力があります。高松ボーイズの2試合見ましたが、投手は代えていました。
試合は7回までですが、途中も4回終了で10分ほどの休憩を挟んでいます。第2試合は、30分ずらせて開会です。それでもこの炎天下、赤磐ボーイズ(岡山)の3塁手が、恐らく足けいれんでしょう、しばらくの治療タイムがある程過酷な試合でした。どのチームも、本当に良く鍛えられていました。驚きました、試合になっています。
高松ボーイズは、初戦神戸北神ボーイズに逆転の6-1で勝利し、2回戦赤磐ボーイズにこれも逆転の10-5で快勝し、明日の準決勝戦へ駒を進めました。明日2試合してチャンピオンを決めて、閉会します。明日も晴天が予想されています。遠征慣れしている選手は、今日ゆっくり寝てまたあすガンバってください。
平成22年第8回大会で、高松ボーイズ(当時は高松ドラゴンボーイズ)は優勝しています。地元開催でも、サッカーのような「ホーム・アゥエー」の差はないようです。卒業したら、都会高校へ行かずに、「高商」へおいでね。