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高温に意識が集中し早明浦ダムの貯水率に無関心だが
連日、40度近い暑い日が続いている。今日はどこが日本一とか、高温情報に注目が集まっている。西日本豪雨で、高松から海を隔ててはいるが近くの、岡山県倉敷市真備町は町の2割が水没したと報道されている。ここは高梁川(たかはしがわ)という大河があり、その支流が決壊したようだ。四国内では、愛媛県の大洲市や八幡浜市に水害の被害が集中した。

次男は中小企業家同友会の組織で、八幡浜へ早朝からボランティアで出かけた。大洲市は肱川(ひじかわ)という、「鵜飼い」で有名な大河がある。このように大河があれば、大雨で水位が上がり、決壊の心配もある。「四国地方に今後400ミリの大雨」の予報が出ても、高松市の水害は、限りなく限定的である。

さて本日のネタは、早明浦ダム貯水率。つまり雨が少ない(豪雨被害の皆さんゴメンナサイ)さぬきは、水害よりむしろ渇水が心配のタネ。8月7日(火)の貯水率は76%で、毎日2ポイント程度減量している。勿論平年値の、81.2ポイントを下回っている。このままだと「立秋」だとは言え、第一次取水制限が盆前にも話題になるだろう。

台風13号も近づいているのだが、正直なところ雨がほしい。豪雨は困るが、また復興中の被災者の皆様にはすまないことですが、慈雨が欲しい。万一雨が降らなくても、香川用水の途中に調整池宝山湖という貯水湖を10年前に築造している。1週間は、池田ダムからの入水が全くなくなっても耐えられるようになっているが、それでも1週間だ。

この酷暑に、また帰省者や観光客が多くなるお盆の頃に「渇水」となると、「道後温泉」や「倉敷美観地区」の風評被害以上の被害が心配される。ここのところインバウンドも順調に伸びていて、2回目3回目の外国人観光客も多い。確かに団体客は激減しているが、2~数名の家族客が伸びている。一時停滞していた「塩江温泉」への集客も、前回ブーム以上の外人客でごった返していると聞く。

芸術・音楽・文化・食・夕陽が「優」の高松の、唯一の自然災害、「渇水」は、大学生の試験では「不可」。せめて「可」という及第点にならないと、次のステージにステップアップが出来ない。温暖化酷暑化は、地球全体の問題で日本だけでどうこう出来るものではないが、治水は何とかしたいものだ。だけど自然相手で、手を入れすぎるのもどうか。

香川用水(総工費3200億円・内1154億円香川県負担)が完成した1974年(44年前)頃には、「これで讃岐の渇水は永遠になくなる」と言われたそうですが、水洗トイレとか水の使用料が格段に増えている。単身世帯が多くなったことも、影響している。解決策が「台風頼み」という現実も、悲しいものがあります。風水雪害の少ない讃岐、渇水が災害です。


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| 社長日記 | 09:28 AM | comments (0) | trackback (0) |
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