いよいよ明日から平成30年の8月、猛暑のぶり返しです。台風12号の異常な進路に、日本はもとより隣接の国々も慌てているようです。そうした異常事態のなか、平成乙女の像建立は順調に推移しております。7月31日(火)現在で、167の法人個人から寄付を頂戴し、総額500万円に達しました。ありがとうございます。寄付金は当然ですが、別途預金で受けております。
一方彫像ですが7月の中旬、FRPの元像を富山県の「黒谷美術㈱」へ送り、ブロンズ化が始まっています。作家の萬木淳一氏も現地へ飛び、大澤工場長に細かな指示をして帰って来ました。具体的な、今後のスケジュールも固まりました。ブロンズ像の完成が9月末。10月の吉日に新旧の像の入れ替えをして、記念式典を11月の吉日に挙行することになりました。具体的に決まりましたら、ホームページに掲載します。
併せて「ちきり神社」へ、今後の協力依頼をしに萬木淳一先生と武藤忠数氏と三人で参りました。事務方の交渉としては、水面下でしておりましたが、7月31日(火)10時から多田光晴宮司と総代会会長平沢弘様、副会長渡辺純一様立会で、正式に萬木淳一氏から協力の御願いをおこないました。ブロンズ化した元像は、ちきり神社に残ります。極端に申せば、元像が本物でブロンズ像はコピーと言えると思います。
元像さえ保管されていたら、ブロンズ像は、不慮の災害時でも再現が可能です。この元像を、ちきり神社の建物の中で保管展示を希望する作者萬木淳一です。正式決定は、ちきり神社総代会や宗教法人の理事会を経て届くことになりました。発祥の地「ちきり神社」に平成乙女の像の元像が鎮座することは、非常に大きな意味を持ちます。
また本日のちきり神社会談で私が知ったことですが、ちきり神社は法然寺(高松松平家の菩提寺)の鎮守神社として建設され、そのために日本に2社しかない西向きの神社になっているそうです。ずばりちきり神社は、法然寺を上から見守っているのです。
完成の具体的金額も見えましたが、まだ200万円ほど不足して見切り発車をしている状態です。皆様のさらなるご協力を伏して御願い申しあげます。これからの仕事は、記念式典へ向けて「平成乙女の像顕彰会」の結成を計ることです。ここまでの下仕事は、「特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォーラム」が先頭になってやって来ましたが、ここからは仏生山町をあげて、大勢でゴールテープを切りたいと願っています。