2018,07,08, Sunday
西日本豪雨のために、尊い命が失われています。不明者もいて、その数が三桁に届く勢いです。台風ならともかく、豪雨だけでこれほどまでの被害が出るのかと、驚きを隠せません。日本国土の脆弱さを、つくづく感じます。また不動産業者として、山に近いところ川に近いところ、災害の心配がほんの少しでもあるところの開発には、慎重であるべきだと猛省します。被災者やその家族の皆様へ、哀悼の意を捧げます。
琴平バス(琴平町・楠木泰二朗社長)は、7月1日(日)から高松空港(高松市香南町)と徳島県三好市の祖谷地区を結ぶ定期路線バスの運行を開始した。路線は1日1往復。JR高松駅を午前9時に出発し、高松空港と金刀比羅宮参道口を経由して大歩危峡や祖谷ふれあい公園などを巡り、かずら橋夢舞台に正午過ぎに到着する。 折り返し便は、午後3時35分に同舞台を出発し、高松空港に同6時15分着、高松駅に同7時着で戻ってくる。使用する車両は、瀬戸内海や祖谷地区をイメージした専用ラッピングバスを使用し、客席後部にはいろりを中心とした古民家風の小座敷を設置して、乗車店員は28人。思い切った仕掛けが、施されているようです。 高松空港からのリムジンバスは、古くはJR高松へのピストンバスだけだったが、昨今では丸亀・坂出・琴平と、新規路線が増えている。空路も直行便が増えると乗客が増えるように、バスの定期便が新規開設されることは、高松空港にとっても空港と観光地を直接結ぶ2次交通の充実はおおきな課題である。 4月に民営化になった高松空港の運営会社の渡部哲也社長は、「今回の路線を四国ゴールデンルートにしたい。より大勢の観光客に利用してもらえれば」と期待を寄せている。若者であれば空港からレンタカーとなるところでも、高齢者になると前期でも後期でも、知らない道は敬遠される。それでもバス2,500円のところ、タクシーの1万円も2万円もは、なかなか出せない。 三者良しの新規定期路線、これからますます増えることを期待しています。田舎には、田舎のやり方があります。ないないと文句を言う前に、琴平バスのように、果敢に挑戦してもらいたい。楠木泰二朗社長の御尊父は、「遍路バス」を企画して成果を上げた。息子さんよ負けるな、チャンスは転がっている。期待しています。 |