2018,05,22, Tuesday
2017年度に香川県内に移住してきた人は、前年対比187人増の1375人で、3年連続で過去最多を更新した。移住元は、あに図らんや中四国からが486人(35%)で最も多く、近畿380人(27%)、関東302人(21%)と続く。都会からの脱出組が多いかと考えていたが、案外近くから来ているのになるほどと、考え方を新たにした。
それはそうだろう、観光で来るのではなくて、今の住まいをほとんど処分して、つまり退路を断って来るのだろうし、比較的生活情報があるところへ来ているのだろう。移住先をみても、小豆島町が最多の188人 (13%)。高松市183人、土庄町158人と続く。小豆島の、島暮らしのイメージが鮮明だったようだ。 移住者の年齢構成から見ると、20代が437人と最多。30代330人、20歳未満210人と若い世代が牽引している。また私のような世代、60歳以上は159人となっている。移住は一種のブームだからこれからも同じ傾向が続くとも言いかねるところだが、先に紹介した男木島(高松市)などでは、何十年ぶりかの結婚式とか、新生児の誕生とか、幼稚園小学校中学校の再開もあり、様相が激変している。 香川県は、いろいろな生活指数で「中流」だと思います。温暖な気候で、風水雪害がまず少ない。働くところも、数字的には満たされている。生活していく程度の稼ぎは、出来るのではないか。夫婦とか2人で来たら、ほどよく田舎で、ある種の都会感覚を味わえる場所もある。 また今日は県庁舎で、県立体育館(アリーナー=イベントホール)建設計画のCompetitionがあったと聞く。サンポート高松の北端に位置するアリーナーは、どんなものになるのか楽しみだ。箱物が出来たら、これまで以上のコンサートなどが、期待できる。もっとも箱物(会場)がなくても、モンスターバッシュは野外で今年19回を迎える。 『モンバス』ことMONSTER baSH (モンスターバッシュ)は中四国最大級の野外ロックフェスティバルです。2000年8月20日に香川県・レオマワールドで第1回目を開催し、翌年はアスティとくしまで開催。そして2002年の第3回目から、香川県・国営讃岐まんのう公園で開催しています。そして今年、モンバスは19回目の夏を迎えます。 物好きの私も流石に若者の祭典には行ったことがありませんが、ここ数年チケットは早々に完売、来場者数は延べ65万人を超えました。 「四国の音楽フェス」として四国の音楽シーンを盛り上げるとともに、 来てくれる全ての人が主役となれるようなフェスを目指しモンバスは進化し続けます。 今年は8月18日(土)~19日(日)、香川県・国営讃岐まんのう公園で開催されます。若者の祭典ですが、今年あたり冥土の土産として、一度は体験してみようかな。毎年行っているという社員さんに、情報をもらいます。 移住から話題がずれましたが、要するに人は「事」で動くのです。ことを生み出している地区地域へは、人が集まると思っています。それは国内だけでなく、海外からの移住や、その前の体験観光など、香川県さえ働く人が少なくて困っています。海外からの研修生の受入等、一定の枠はありますが、この先どんどん入ってくるように思います。 |