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国土交通省採択事業さぬき安心あんぜん住宅普及協議会May2018
香川県特有の住宅を、建設・金融・不動産等の多面的分野から「創造」する同協議会と、「鑑定金融小委員会」が栗林町のルポール讃岐で開催されました。一昨年から、予算的には単年度事業ではありますが、継続事業として進んでいます。基本的には、「香川県産オリジナル住宅」ですから新築住宅ですが、中古住宅も視野に置いています。

県産材などを使い、オリジナル住宅を企画建築して、住宅ローンも地元金融機関にオリジナル商品の提供を依頼しています。そのために、不動産鑑定技法も導入し、われわれ仲介業者の意見も取り入れて、大勢で「香川県産」を作ろうとしています。国土交通省も、中古住宅には今年4月から「建物目視検査(インスペクション)」の導入など、空き家を作らない施策に腐心しています。

新築物件にあっても、ハウスメーカーだけの寡占でなく、地元の中小建設会社の生きる道を模索しています。「香川県産」の住宅は、県産檜材を使うなど、色々検討はされていますがコスト面では補助金をもらいながらも、割高感は否めません。四国内の杉とかも含めるように、「建設小委員会」で模索されています。

それ以上に難しいのは、金融面だと思います。中古住宅にあっては、インスペクションと呼ばれる「建物目視検査」をして、不具合部分がなかったら「瑕疵担保保険」に入れます。この段階で、住宅履歴をデーターベースに残し、将来的には第三者へ公開し、次の流通(売買)に備えます。この際の金融機関からの「特別手当(融資条件)」をどうするか、高松信用金庫を中心に、百十四銀行も今年から参入して検討が続いています。

特別な商品開発は難しいとしても、既存の住宅ローンに「香川県産」の特別枠を設けるようです。金融庁も、最近は行政指導が緩やかになりつつあります。やり過ぎた「スルガ銀行」などは例外として、独自性の創造には一定の理解を示すように変化してきています。背景には、金融業界の「護送船団方式」が成立しない、つまり金融機関が儲からない構造が出来てしまっています。追随ばかりでは、生き残れない。

金融機関としては、「独自色」が出せる商品開発が出来れば、それは利益に繋がるかも知れません。融資が「住宅」ですから、融資額は小さいのですが、数が集まります。インスペクションと呼ばれる「建物目視検査」も、国土交通省が平成24年から全国へ呼びかけて、コツコツの努力でシステムを構築しました。それが平成30年4月から制度化になりました。案外早く、「成果」が世に広がっています。



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| 社長日記 | 10:00 AM | comments (0) | trackback (0) |
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