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京都・下鴨神社敷地内新築分譲マンション販売苦戦か
2018/05/13の日経新聞に、「J.GRAN THE HONOR下鴨糺の杜(以下ジェイグラン下鴨と書く)」の販売広告が入っていました。流石の京都の土地も、値上がりは止まったと聞いています。これはマンションですが、世界遺産京都下鴨神社の敷地内にあります。そして最大の特徴は、「定期借地権分譲マンション」だと言うことです。入居(存続)期間は50年間、2067年6月29日までの使用となっています。

定期借地権分譲は、一戸建てでは私も2011年3月に高松市春日町で9邸新築分譲しましたが、分譲マンション建設の経験はありません。しかし全国的には、特に沖縄・愛知で行われていて売れています。土地付きに対して、借地権分譲マンションは安い。頭で考えたら、マンション分譲こそ「定期借地権」がぴったりだと考えます。

期間満了で建物を解体して、土地を所有者へ返還します。契約期間の延長は、法律が許しません。これまでの土地付き分譲マンションのような、だらだらした終焉はあり得ないのです。入口(竣工)で、出口(終期の仕舞い)の計画が出来る契約形態です。

高松の私の周辺でも鉄筋コンクリート造のマンションが林立していますが、自分たちは解体までに売却して、莫大な解体費の出費はしないとみんな考えていると思います。そのためにこれまでにも、建て替えに成功したマンションの話はほとんど聞きません。国は容積率を緩和して、再築戸数増やしたりして応援しようと考えていますが、現場は動いていません。

ジェイグラン下鴨は、世界遺産下鴨神社境内の一角ですが、社殿のある神社境内と道を挟んで南にあります。飛び地ではありますが、緑豊かな森の中にあるレジデンス。京阪「出町柳駅」徒歩9分、今回販売戸数5戸(全99戸)、専有面積65㎡~80㎡、販売価格は6,250万円~10,030万円。その他土地の地代として2~3万円(月額)、マンションですから管理費・修繕積立金、駐車場代は同じように必要です。

加えて敷金、解体準備金、解体準備一時金がかかります。2016年に工事が始まり、2017年夏前に竣工しています。この時になって広告をしていると言うことは、販売に苦戦しているのだろうか。なかなか良いアイディアで、事業主のJR西日本不動産販売あっぱれと思い、現地へ見に行ったことがあります。



過去の記事を貼り付けておきます。

記事其の一
記事其の弐

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| 社長日記 | 09:13 AM | comments (0) | trackback (0) |
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