2018,05,08, Tuesday
防犯カメラとか監視カメラとか言われる「街頭カメラ」が、犯罪抑止や犯罪者検挙に威力を発揮している。今や犯罪に、「動機」がないことも多い。「無差別」かと思われる犯罪も、確実に増えている。監視カメラとか、警察の「Nステム」が、犯人逮捕の決め手となるケースも散見される。
加えて「顔認証システム」等が、監視カメラの中にも組み込まれるのではないかと思う。犯罪者検挙には、有効な手段だと思います。「監視社会」は、いやだ我慢がならないと思われるかも知れないのですが、犯罪者は検挙しなければ、治安秩序というものが成り立たなくなる。そのためには、ITやIoT活用は当然の帰結と言えると思います。 私は過去にも小欄で、誕生したその時にDNAの登録をしてはどうかと提案をしました。圧倒的に全人口に占める犯罪者が少ない、裏を返せば全員が登録したとしてもほとんどの人が関係ない、つまり差し障りがないのです。こう書くと人権問題だと言われるのですが、圧倒的に非犯罪者が多いのです。犯罪者がこのDNA型鑑定で判明するのは、正義を守る自明ではありませんか。 今回不正アクセスがあったキヤノン製の監視カメラは、インターネットに接続された新型のもののようです。これまでの監視カメラは、カメラのほかにモニターがあって録画装置がセットとなっているものを連想します。その保存期間が3日だったり1週間だったり、およそ価格によってその長短が決まるように考えていました。 この旧システムだと標題のような、不正アクセスはあり得ない。有線で繋ぐことで、制限はありますが、加えてランニングコストも高くなりますが、安全だと言われてきました。昨年落慶した熊野神社の社務所も、防犯カメラを付けました。無線式も提案しましたが、最終的には旧方式の防犯カメラに納まりました。 さて不正アクセスに対して、セキュリティに問題があるとされているのですが、残念ながら街頭カメラのセキュリティが脆弱で、加えて本格的対応ができるとも考えにくいのですが、証拠能力としての機能が高い監視カメラの映像が変造されたら、それこそ防犯カメラの役割を果たさなくなる。今は愉快犯の仕業のように思えるのですが、本格的乗っ取り状態になる前に、何とか対策を考えてもらいたい。そしてみなが、安心安全に暮らせますように。 |