平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から起算して満150年の年にあたります。この明治150年をきっかけとして、明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは、大変重要なことです。このため政府においては、こうした基本的な考え方を踏まえ、明治150年に関する施策に積極的に取り組んでいます。
明治4年に創業した造幣局においては、こうした取り組みの一つとして、明治16年から続く桜の通り抜けを、本年は明治150年記念として開催するとともに、桜の通り抜け通路にある明治期の施設等を紹介します。
このようなチラシを南門入口で受け取り、初めての体験ですが有名な「大阪造幣局桜の通り抜け」に、かみさんとやって来ました。四国に住まいしていたら、ラジオなども関西の番組が入ってきて、当然「大阪造幣局桜の通り抜け」の噂は耳にしています。一度は行ってみたいと願っていたのですが、その機会がこれまでありませんでした。
マイカーで行くという選択も大阪ですから、なくもないのですが、大阪はバスで行くと何だか決まっているようになっています。今だと、ETCやナビシステムがあって、困ることはないと思うのですが、バスの時間に本も読めます。今日は、大川観光バスを使いました。JR髙松駅から下道で引田まで、お客さんを拾いながら東進します。
結果35名の総員で、一部スタンプ割引の人がいますが定価1万円弱ですから、35万円。まずまずの商売になったと思います。まずまずの商売で言うと、造幣局から出てバス駐車場まで川の畔を15分ほど歩くのですが、ここは屋台が目白押し。中には椅子テーブルを桟敷スタイルにしているところもあり、いろいろな食べ物飲物が並んでいます。
このあたりは大阪らしいところで、11日~17日の1週間、平日は10:00~21:00まで、土日は9:00から通り抜けは行われています。夜が遅いと、屋台は稼げます。桜の下もそうですが、あらゆるところで外国語が飛び交っています。旅程最後の「黒門市場」も、ソウル東大門(トンデムン)市場のようでした。
肝心の桜ですが、流石にもう終わっている感じがしました。元気がありません。今年は全国的に早くて、ここは1~2週間遅いのですが、それでも最後の桜になっていました。大阪城公園の近くに、独立行政法人造幣局はありました。このあたりは緑が多くて、良い感じのエリアになっています。