2018,03,15, Thursday
全国の1%経済と言われる香川県だが、2017年に県内のホテルや旅館に泊まった外国人の延べ人数が前年の1.27倍の推計45万3460人となった。速報値ではあるが、過去最多を記録したと観光庁が発表している。国籍別では、高松空港と直行便で繋がる台湾、中国、香港、韓国が上位ではあるが、5位以下は米国(9,720人)、仏国(3,470人)、豪州(2,930人)と欧米豪でも来高客が増えている。
オイスカでオークラホテル高松を、ライオンズクラブでパールガーデンやリーガホテルゼスト高松を使うのですが、外国人の姿をよく目にするようになっています。ホテルマンに聞いても、「増えましたね」と目を細める。東南アジアからの来髙者は、むしろ日本人化して、印象が薄くなっている。従って、欧米人が多くなったと感じる。 次男が民泊をやっているのですが、こちらの稼働もいいようです。民泊は外国人客とは限りませんが、外国人が多いのは事実です。冒頭に1%経済効果と書きましたが、45万余は、全国7千8百万人の5%もあります。高松へ来る人は、冒頭にも書きましたが、高松空港との直行便があるところから多く来ています。浜田恵造香川県知事の、積極的な努力に負うところも大きいと思います。 また仙台空港に続く「民営化2号空港」として、高松空港民営化、三菱地所などの運営会社のノウハウにも一層の期待がかかります。懸案の「霧対策」は、空港側の誘導装置400億円ではなくて、飛行機側で対応が出来るようです。現在でもアメリカでは、小型自家用機にもこの装置が組み込まれているという。アメリカの物まねが得意な日本へは、間もなくこれが導入されるでしょう。 また日本へ来た外国人も、最初は東京、京都、大阪、広島、長崎へ行くようですが、何度目かの来日には、それ以外の地方へも行く傾向が出てきています。日本国内は、北は北海道から南は沖縄まで、津々浦々あんぜん安心で、食べるものもうまい。物価も高くなく、購買力平価(購買力平価は、「為替レートは2国間の物価上昇率の比で決定する」という観点により、インフレ格差から物価を均衡させる為替相場を算出している。各国の物価水準の差を修正し、より実質的な比較ができるとされている。)は、190カ国中30位と安定している。 県内の外国人宿泊者数は、現行調査になった11年は3万人余。以降、瀬戸内国際芸術祭の開催や、海外直行便の就航を追い風にして毎年増加しており、16年には伸び率が全国1位になった。このような嬉しい現象から、インバウンド用の土産も多く開発されている。㈱ギフトグッズの安達俊彦さんも、面白い土産を考案されている。 その一つに、四国88箇所霊場トランプや浮世絵トランプなどがある。また風呂敷も考えている。安達俊彦氏に教えてもらったのですが、お土産品は輸出になるようです。知らなかった、爆買いも輸出対価です。 ここをクリック |