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2003/11/11

次男坊の誕生日

 松野誠之(のぶゆき)と言って、私と一字違いの次男です。長男は賢士ですから、次男に一字譲った格好です。長男と2歳違うのですが、次男も長男と同じやでという親父の気持ちを込めて名付けました。
 長男は比較的問題のない子でしたが、次男はいろいろ楽しませてくれました。そんな次男も、今はわが社の本店賃貸営業部で、不動産の窓口業務を仕事としています。今年4月に強制送還しました。身分は確か大学3年生ぐらいだったと思います。本人は気楽にもう2年ぐらいは遊べると考えていたようですが、そうはいかんで、親にも都合があります。
 
 誕生日とは関係なく、若い社員に、「自宅へおいで、肉食べさせるから」と取締役三条掃除担当の妻が、初めて誘っていました。自身試験が終わったりで、少しは余裕が出来たようです。私は長年の夢が叶ったようで、ウキウキしていました。
 ところが若者集団で、ただ一人、息子がいないのです。誕生会でないので、本人がいなくても良いようなものですが、準備部隊要員と期待していた妻は、思わぬ人材不足と肉不足であたふたしていました。私の腹の肉であれば、提供するのに。