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2003/10/21

本年度産うどん新粉解禁

 うどんづくりのために生産された、「さぬきの夢2000」の本年度産新粉を使ったうどん店を巡わる「さぬきの夢ラリー03」(香川県・香川県生麺事業協同組合など主催)が20日、県内外の76店舗でスタートした。ボジョレヌーボもどきの話題作りに、関係者の工夫を感じる。
 今年の「夢2000」の作付面積は783f。156fだった昨年の約5倍で、市場への供給量が大幅に増えたことから、ラリー期間を昨年から1ヶ月近くのばして、来年1月12日の成人の日までにした。
 ラリーは76店舗の内、8店舗を巡わり、スタンプを押して、応募する仕組み。
 私は大学を卒業して、麺職人をしていました。少しは分かると思うのですが、昨年の「夢2000」を食した感想ですが、暖かいうどんより冷たいうどんがより特徴が分かると思います。お試し下さい。香川県のホームページの記者発表のところに、76店舗が紹介されているそうです。私のお薦めは、もちろん「竜雲うどん」(仏生山町法然寺境内駐車場完備087-889-0406)。高松空港近くのかわたうどんもお薦めです。
 夢2000のただ一つの欠点は、オーストラリア産の日清製粉の小麦粉に比べて高いようです。うどんのために、香川県農業試験場の多田技師が作り出した秀作です。
http://www.pref.kagawa.jp/pubsys/cgi/contents_view.cgi?cd=6146