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2003/9/15

コンピュータウィルスに出会った

 人ごとのように感じていた「コンピュータウイルス」正式には「ワーム」と言うらしいのですが、わが社へも丁寧にお越しになりました。
 夕方5時過ぎ、17日の宅建協会坂出支部での講義資料を作っていました。突然ネットに繋がらなくなりました。隣の長尾義則に聞いても、ダウンしているというので、かねて指示されている方法で、復旧に努めました。同じ行程を2度3度繰り返すが、その都度成果が出ない。そのうちに、「そういえば野崎淳のコンピュータにウイルス感染を知らせるメッセージが表示されていた」と聞く。なんでもっと早く言ワンのかと怒りながら、末吉澄夫わが社の知恵袋に電話する。しばらくするとなんと、短パンTシャツ姿で登場。営業職ではないから姿格好はどうでもいいが、しかしあまりの軽装にびっくり。実はこのビックリの後に、この日は何度のビックリに遭遇したことか。
 結論から言うと、私が自宅から持ち込んだノートパソコンを社内のLANに繋いだとたんに、自宅で感染した「ワーム」をLAN回線を通じて、野崎やその他のマシンへばらまいてしまったようで、原因はこの私であった。
 なんと外からの攻撃に備えていたはずが、中からの感染という、初めての意外な展開に2度目のビックリ。それもにわかには信じられなかったのですが、ウイルスチェックをかけてみると、2つの病原体を駆除しましたと結果表示される。もちろん私のノートにも同じ表示がされている。さらにLANポートのダイオード表示が、激しく点滅をしている。明らかに異常事態であります。まさに病原菌が、繁殖を繰り返す様に見えます。
 一台一台の駆除を終え、切っていたLANを繋いだとたん、全マシンがまたインターネットに繋がらなくなった。死んだはずの病原菌が生きている。駆除中疎開をしていただけで、終わったとたんにもとの巣に帰っている。驚いたもう何度目か忘れるくらいの一日だ。
 戦いは明け方まで続いた。私は途中飲んだビールのために最後は知らないが、残されたノートには、「Windows updateを自宅で重大なupdateがなくなるまで実行して、それから会社のLANに繋ぐよう」に厳重注意がされていた。ウイルスバスターは私にも怒っていた。