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2003/8/31

世界陸上末続慎吾200b「銅」

 この夏の思い出で最高なものは、阪神の活躍でも、小泉首相の再選ライン構築でもなく、ユニバーシヤードの北朝鮮美女軍団の活躍でもなく、何と言っても29日フランスで行われた第9回陸上世界選手権決勝戦で、末続慎吾の出した200bの20秒38世界第3位の銅メダル獲得です。いないのですから、これまで日本人(アジアでも)で、世界選手権・オリンピックでメダルホルダーは。
 これまでに惜しい人は数人いたように思います。末続の指導者でもある高野進や、伊東浩司選手等もいい線まではいっていたと思います。ここ一番で3位と4位では値打ちが違います。その差は0秒01です。まさに横一線で、写真判定でも物議を醸し出す微差。末続選手の強運に期待したいと思います。勝手ですが、アテネ五輪で金銀銅を期待しています。次回はしくじってもよしで、お母さんを招待したいものです。
 その反面残念だったのが、男子マラソンです。半分くらいまでは実に順調で、これはもしかしたら本命選手がこけただけに、行けるかな(日本人のワンツースリー金銀銅獲得)と期待しましたが、油谷繁選手が5位で2大会連続で入賞です。
 この結果からどちらがどうだと評論はしたくありません。でも言えることは、私は末続慎吾に憧れるし、彼のようにここ一番で運のいい男になりたいものです。