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2003/8/27

竜雲瞬虹苑(りゅううんしゅんこうえん)

 社会福祉法人竜雲学園の運営する特別老人ホーム「瞬虹苑」の夕涼みの会が、24日夕刻開催されました。途中あいにくの大雨になりましたが、同施設が毎年開催している催しです。
 私が行った時はもうイベントが始まっていて、沖縄のエイサー香川チームが踊っていました。聞くとわが社のオーナー様臼井忠義様のお孫さんも参加しているとのことで、身近にスターがいるものだと感心しました。
 お年寄りの顔が輝いています。自分の体の都合で入所しているのですが、楽しいこと愉快なことには敏感です。ほとんどの人が車いすで参観ですが、若い者との会話も弾むようです。
 この「瞬虹苑」ですが、建物の完成、運営に功績のあった津田瞬医師の名前を頂き、その時(津田先生がお亡くなりになった時と聞いております)に、虹が出ていたことから、この老人ホームの名前を「瞬虹苑」と名付けたと聞いております。
 また先の「竜雲学園」ですが、もともと徳川高松藩の菩提寺の「法然寺」が始めたもので、障害児のための施設でした。「竜雲」はその初代藩主「徳川頼重」公のおくり名、俗に言う戒名です。ただし、戒名は「りょううん」と発するそうですが、「りゅううん」と今風に読んでいます。
 そして今から15年も前になりますか、私の前職はうどん職人と紹介しましたが、今の不動産仲介業にすすむために、この竜雲学園に道具ノウハウ客先一式を譲渡しました。母は、数年指導者として勤務しました。ですから今でも私が行けば、「松野さん元気ですか」と声がかかります。そんなこと云うと差別になりますが、「障害者はやさしい心根の人」が多いのですか、母はいつまでも「先生」です。
 ありがたいことに今日、「竜雲うどん」として法然寺境内の一等地で、沢山のお客様を迎えしています。

賑わう全体風景です。手前は支援団体の皆さんです。

近所の中條さんです。お世話役でした。たこ焼きを頂きました。

親友武藤忠数の父上です。少し障害が残っているようです。ディケアーで来ている。