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2003/7/13

トライアル雇用

 トライアル雇用とは、企業が求職者を一定の試行期間後、正社員として採用する制度で、実際の業務の中で互いが相手を見た上で、常用雇用に移行できる制度で、香川県では5月末までに269人がこの制度を使い正規採用された。
 県下では高松、丸亀など全6カ所の職業安定所と東かがわ市出張所、しごとプラザ高松の計8カ所で実施している模様。担当職員が登録した企業と求職者の条件を見極めて紹介している。
 このトライアル雇用は、長引く不況による若者の就職率低下やフリーター化、企業と労働力ミスマッチによる早期離職者の増加に歯止めをかける目的で、2001年12月から全国でスタートした。試行期間は最大3ヶ月とし、その間に企業は正式採用するかどうかを見極める。また1人当たり月額5万円が国から支給されるため、採用する側にはありがたい制度の成果です。