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2003/6/21

2002年度香川県税見込は戦後最悪

 2002年度の県税収入は、1010億円で、前年度対比13.6%の158億円減となることが20日発表された県税決算見込で明らかになった。これは減少率、減少額共に戦後最悪だそうだ。企業収益の悪化で、法人関係税が落ち込み、高金利定額郵貯の満期集中期の終了で、県民税利子割が減少したことが主な原因と分析されている。
 国と地方の税財政の三位一体改革では、補助金や地方交付税の削減は避けられず、景気が低迷する中で、国からの収入が減り、県税収入が上向く兆しがないなか、県財政は一層厳しい状況を迎えることが予想される。
 ここはまさに真鍋たけき知事の政治手腕、リーダーシップにかかっている。知事は、「緑・潤い・賑わい」をテーマに掲げ、実に分かりやすい行政を信条とされている。今年の夏の選挙では、総得票数の70%を獲得されて、どうどうの2回目の当選を果たされた。最初の選挙時は、わが社が仲介した「借家」に陣を構えての初当選でした。もちろん住まいの仲介ですから、選挙事務所は別のところでしたが。
 ところで知事の分かりやすい行政の一つとして、来年5月施行と噂されている、都市計画法上の、「市街化区域と市街化調整区域の線引きの廃止」の説明が8月から始まりそうであります。香川県宅地建物取引業協会本部の研修が、高松会場は8月21日、丸亀会場が翌22日と内定している。担当課長が研修会内で、先の件を公表するようだ。この変更は、全国に先駆けての英断であります。全国からの、熱い視線を感じます。