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2003/6/20

小豆島のホテルが満杯

 新型肺炎SARSに関する良いニュースです。
 新型肺炎に感染した台湾の医師が宿泊し、風評被害を受けた土庄町の「小豆島グランドホテル水明」を応援しようと、石川県在住の台湾人女性歌手「寒雲」さん(48)が全室を借り上げて利用者を募集し、応募のあった41組150人が昨日遅くまで、小豆島を楽しんだ。
 なんと競争率百倍の中から、46組が選ばれたが、残念ながら台風六号の影響で、5組の参加が出来なかった。
 この総額200万円に及ぶ支出は、先の寒雲さんが個人的に支払うもので、彼女の歌の披露もあって、広告宣伝費と言えばそれまでだが、郷土台湾人のかけた迷惑を、少しでも和らげたいという民族の誇りを感じる。
 一方当館の三枝邦彦社長は、「夏も近い。今回のイベントをきっかけに風評被害が払拭され、島全体に観光客が戻れば」と、寒雲さんの善意に感謝していた。
 ところでこの水明は、香川県中小企業家同友会・小豆島支部の会員さんでもあります。全国同友四万人の経営者の諸兄、今年の社内旅行は是非「水明」をご利用願いたい。そして許されるものなら、高松・琴平へもお泊まり下さい。小豆島よいとこ一度はおいで、酒は旨いし、ねーちゃんもきれいだ。(午前中の執筆とはおもえない)http://www.toshweb.net/suimei/