目次
2003/6/19

三木町の業者が牛肉偽装

 今頃どうしてと言いたいようなニュースが飛び込んできた。
 新型肺炎の突然の進出で、全くと言っていいほどかき消されていた、「牛海綿状脳症(BSE)」対策で国が実施した国産牛肉買い上げ事業で、香川県三木町の食肉販売会社など、中四国の三業社が、牛の内臓や豚肉を国産牛肉と偽って、国に申請し、代金を不正に受け取っていたというもの。
 またまた「ちくり」かと思いきや、農水省が昨年4月から、既に国が買い取った約1.2万トンの全箱検査を実施して、全国121業者の請求分約140トンを対象外と判断し、そのうちの3社が悪質と判断して今回の公表に踏み切ったようだ。受領した金額の多寡はあるが、20数万円という受領額に、経営者の「勇気を持って事に当たる。卑怯であってはならない。」が大切だとつくづく反省する事件です。