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2003/6/2

あの不審船をみた
 
 北朝鮮の不審船が、東京台場の「船の科学館」に展示されているとの報道があり、初日に7,000人近い見学者があったと聞いた。見に行きました。
 今日は月曜日、時間も10時過ぎ、それでも広い敷地の一角に置かれた「不審船」に直線で200〜300メートルの長蛇の列。なんだろうこの人の列は。それも若い人から熟年の二人連れまで、まさに老若男女の集合体です。
 不審船は思ったより小さなものでした。別のホールで、銃撃戦のテレビでも公開されていた、海上保安庁の巡視船が撮影した映像が、巨大テレビに映写されている。海上保安庁の巡視船からは、繰り返しの停戦命令が、日本語とその他の言語で行われている。
 別の「羊蹄丸」の船内では、船内から回収した遺留品が所狭しと並べられている。特に重火器は戦争用と思う重装備。私はその中でも上陸用のゴムボートが印象に残った。聞くと6名は十分に乗船できるサイズだという。このボートで拉致が行われたのかと思うと、腹が立って仕方がなかった。昨日の日曜日は、1万5千人の来艦があったそうだ。国民は正しい国際情勢を認識することだ。