|目次|
|
2003/5/18 |
新型肺炎患者と断定 昨日小欄に書いたSARSサーズ感染の疑いの強い台湾医師が、17日台湾衛生局から患者だと断定したとの報告が厚生労働省へあった。 大変なことである。坂口厚生労働大臣は、自らが医者であることもあり、怒りを隠しきれない態度でマスコミのインタビューを受けていたが、地元選出の副大臣は、WHOの会合とかで、運良く外遊中である。受託斡旋の疑いで、国会での集中審議をうまくかいくぐっての公務出張中だが、ここで一番地元のために、香川県は台湾医師が滞在したが「安全」であると一日も早く証明して貰いたいものだ。 小豆島はわが社にも出身社員がいるくらいで、地元の産業は醤油や関連業種が多いものの、他の主な産業は観光だけであります。それだけ若い労働力が、島外へ出るところです。ゴミの島として全国的に有名になった「豊島てしま」も、小豆郡土庄町豊島です。 観光立県のシンボルである小豆島は、台湾医師が滞在したホテルは勿論、厳重な監視が始まり、観光客減が強く心配されている。 それはそうだろう、「観光」は平和で安全でなければ、成り立つものではない。私は、カジノ構想の候補地にしたらいいのではと思うぐらい、平和で温暖でリゾート気分満喫の島であります。人はいいし、魚はうまいし、小豆島そうめんは、「島の光」のブランドで、全国へ流通しています。讃岐はうどんですが、私は元麺職人として「素麺」も作っていました。「島の光」は私が当時尊敬してやまない名品絶品でした。 また小豆島は「二十四の瞳」大石先生を囲む子らの、「平和の群像」が有名ですが、この医師もこの銅像を見学しているようです。 そして島の名産オリーブは、香川県の花です。 どのホテルか分かりませんが、大変な迷惑と、計り知れない悪影響を貰ったものだ。がんばれ小豆島。こんなことに負けるな。 |