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2003/5/5

こどもの日

　今日はこどもの日です。連休最終日といううらがなしさを、子供達の笑顔が消し去ってくれます。子供はやはり国の宝、地域の誇り、家の天使です。この子らに次世代を託して、われわれは、「がんばれ」と叫びたいところですが、しかし何をどのように頑張ったらいいのかと聞かれたら、間違いなく即答が出来ない。

　メール友達が一人では寂しいからと言って集団(と言ってもたかだか数人)で自殺するのを私は愚かだとは思います。私の父親は37歳で他界しました。肺ガンの転移と聞いています。生きたかっただろうと思います。37歳の妻と、10歳の長男、６歳の長女と母親を残して。

　しかし今、若者に生きる目標や目的、「父親の背中」があるだろうか。若者に覇気がないことを罵るより、自分たちが生きている世界で中心的役割を果たすようになりつつあって、それでも若者に活躍の舞台を提供できない現実を恥じるべきです。私はそう思います。

　皆さんはあの「消費者金融○○○○」の犬のコマーシャルを歓迎しますか。「どうする○○○○」という前に、お金を貯めて、犬なりモーニング服を買いましょうという風潮はもはやださいのでしょうか。テレビであれほど宣伝し、かわいい女性がにっこりは、私も行ってみようかと思います。何も知らない子らに、銀行のATMと同じ利便さで、「借金」が出来る今の制度は、私は大きな声で言いたい、「間違っているから手を出すな」と。サラリーマンなら200万円借入で自己破産ださうです。弁護とのコメントです。