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2003/5/1

新日本の底力・産経新聞より

 産経新聞平成15年5月1日に「新日本の底力」という特集が組まれている。要するに世界にまねの出来ない製品を、日本の工場で作る成功事例を掲載している。

 今日は、松下電器グループで「フィルムコンデンサー事業」を担当する松江松下電器の話し。米粒ほどの大きさにまで縮小した「フィルムコンデンサー」を5年間の試行錯誤の後完成させて、今や携帯電話の6割に「米粒」世界席巻の大成功を治めているそうな。この結果、周波数を瞬時に同調することが出来、「高速で移動しても、通話を切れにくくする性能は他の追随を許さない水準」だという。結果世界の携帯電話の6割に使用されているというから嬉しいことではないですか。

 私は新型肺炎ザーズは、残念ながらまだまだ世界へ広がると思う。一番の被害国である中国の「世界の工場」の役割は、瓦解するものと考えられる。世界の製造業が見直される日が、幸か不幸か遠からず来るような気がする。