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2003/3/30

高速高松道が全面開通

四国横断自動車道の未開通部分、高松中央と高松西の9`が本日15時に開通しました。
学生時代に東北自動車道の工事現場を見てから、実に30年の月日が流れています。この間に全国津々浦々の高速道路が開通しましたが、この時期まで開通がずれ込んだのはここ四国の高松道だけかなと思います。苦笑しながら、でも物事は考えようで、最後の高速道はこれまでの経験(神戸淡路震災で再度の設計変更があり、用地の買収も段付いた)を生かし、構造・機能面で優れたものになっている。

その一つとして周辺工事が進んでいることを、3/17の「開通前の高速道路を歩く」でも紹介しましたが、その中でも最効果が期待されているのが、「上天神交差点」の四国初の4層構造交差点の完成です。平面交差の交差点がまず立体交差になります。東西の1車線が地下道になります。ここは信号に関係なくノンストップで抜けられる構造になります。地下道と地上道に歩道橋が重なり、その上を高速道路が通ることになります。

ここで問題になるのが、車線間違いですが、ご安心ください。これまで通り、平面交差も右折・左折共に併用です。私はわかりにくい車線通行はいやだという、県外客もご安心ください。香川は明るくて、暖かくて、うどんは旨いしいいところですよ。

瀬戸大橋も高いのですが、関係者のご努力で4,800円が4,100円となっております。この半値が妥当な価格とは思いますが、700円安くなったら、うどんが2度食べられます。どうぞ春の陽気に誘われて、是非讃岐路へ。