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2003/2/10
なぜかお遍路ブーム

四国霊場88カ所をめぐるお遍路の旅が、大変なブームです。四国を訪れる人は年間30万人、ほとんどがお遍路バスツアーやマイカー利用だが、歩いて巡礼する人も日増しに増えている。

四国霊場八十八カ所参りは、徳島県鳴門市の第一霊場「霊山寺」から香川県さぬき市の「大窪寺」を第八十八番とする四国四県の88寺院を全てお参りする業。

弘法大師(空海)が始めたといわれるこの巡礼を遍路と言い、言い伝えでは今も弘法大師は1番から88番札所まで常に回っているとされている。これを「順打ち」といい、88番から反時計回りに巡拝するのが「逆打ち」とされ、弘法大師に途中で出会えるとされている。

いづれにしても、車で回った人が歩きで回るケースもあり、私の友達の櫻井澄男(盛岡市アート不動産社長)氏も数十回に分割してこの全1200キロの歩きをされている。今回は飛行機で高知入りして、JRで最寄り駅まで移動して歩くそうです。