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2003/1/20

瀬戸大橋京阪フィッシャーマン・ワーフの閉店

四国へつながる3本の大橋の中で、昭和63年最初の大橋、瀬戸大橋が開通した。瀬戸大橋は数本の橋がつながって出来ていて、途中の与島にこの店が開店した。瀬戸内海を眺めながらのショッピングやクルージング、生鮮魚介類の買い物スポットとして多くの観光バスを集めていた。北は北海道から南は鹿児島まで、国内すべてのバスが集結した感がした。初年度は516万人もいた来店者が、平成13年度は79万人にまで減少。ここ数年は2〜3億円の年間赤字で計上していたとの報道。これらによって京阪鉄道は、香川県に閉店の通告をして来た。よくよく考えると、一般車両が唯一降りられるこの島に、公団のパーキングエリアとは別に開店したこの店は、なんだか政治色が見え隠れするし、飽きっぽい日本人観光客相手に、15年も生き延びた努力を賞賛すべきか、私は複雑な心境です。少なくとも香川県人は、私も含めてお客様をここへ幾たびか案内したものだ。瀬戸大橋の本当の真価が問われる環境になってきた。