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2003/1/19

加藤義和渇チト吉会長の話

昨日に続いて、加藤氏の話を。面白かったのは、1989年ベルリンの壁が崩壊し、東西冷戦の緊張が崩れてから、今日まで、デフレ経済が進行しているという総括である。あれからたった15年だが世界の経済は、デフレションへ振れ続いている。日本においては、物の値段が25年前にまでに戻った。テレビも自動車も、土地の価格も25年前の価格です。ただ突出しているのが人件費で、3倍になっている現状。土地も建物も設備投資も、今の安くなった商品価格を反映しているが、給料が3倍では生活は楽だが、将来の例えば医療年金制度は崩壊するしかない状態になっている。インドネシアも景気は良くないが日本の1/30、タイは1/20の給料だという。