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2002/12/17

イージス護衛艦「きりしま」が、横須賀基地からインド洋へ向けて出航した。米英艦への洋上給油を担う、海上自衛隊補給艦を警備する目的である。しかし、背後には米軍のイラク攻撃の危険性も指摘されている。その際には、「きりしま」もペルシャ湾内で、当然何らかの攻撃に参加することになろう。政府が重い腰を上げて、自衛隊の要望にゴーサインを出したと言われている。攻撃にならないことを願いながら、世界貢献にも日本は「死んだふり」をして貰いたくない。「あなたの子供が乗組員でもか」と聞かれたら、私はそれが仕事ならその心意気があるならば、心からチャンスに祝杯をあげるだろう。横須賀は、小泉総理のお膝元である。「きりしま」が出航する前夜だか、首相は珍しく里帰りしたそうだ。